はじめに
今回は大学受験の出願などの仕組みについて時期別にまとめていきたいと思います。
ついに高校三年生になったけど大学受験の仕組みがいまいちよくわからない人は多いと思います。
例えば私立入試の全学部日程と個別学部日程はどう違うのかといったことです。
まただいたいの出願期間などもまだわからない人もいると思います。
そういう方はこのページを参考にしてください。
・大学入試共通テスト
・科目
・国語
・数学(1、1A、2、2B)
・外国語(英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語)
・理科(生物基礎、物理基礎、地学基礎、化学基礎、生物、物理、地学、化学)
・社会(地理、日本史、世界史、倫理、政治経済、倫理政経)
ざっとこんな感じです。
必要な科目や科目数は各大学によって違うのでそれは各自調べてください。
おすすめのサイトは大学受験パスナビ:旺文社というサイトです。
必要科目から過去問なども載っていたりと受験生なら必ず一度は目にするサイトです。
・日程
・出願
2020年度のセンター試験は10月下旬に学校で一斉に出願をしたので、共通テストでもおそらく同じような時期に学校で一斉に出願をすると思います。
出願が終われば後は試験を受けるだけです。
・試験日
2021年度 1月16日(土)、1月17日(日)
・得点開示
2020年度は4月終盤だったためおそらく2021年度もその辺りだと思います。
・私立受験
私立は国公立と違い一般入試の場合センター試験の点数は合否に関係ありません。
・制度の仕組み
・センター利用入試
これはセンター試験の得点だけで私立大学を受験することが可能な仕組みです。
国公立が本命の人が私立の2次を受けなくていいように利用する人が多いです。
・一般入試
一般入試には全学部日程と個別学部日程という2種類が存在します。
全学部日程は多くの私立では一回の試験でいくつもの学部学科に出願できます。
要するに一つの試験で複数の学部の合否を判定するというものです。
ただ一部できない大学もあるので調べてみてください。
そして個別はそれぞれ各学部で実施されるもので試験問題もそれぞれ違います。
日程が二つあるのは他の私立大学も受ける場合日程が被っていた時にどちらかを受けられるように二つ用意されています。
・科目
・文系
文系は国語と英語が必須科目でもう一科目は数学と社会科目の中からひとつ選ぶというものが多いです。
・理系
理系は数学と英語が必須科目で、もう一科目は理科の四科目の中で各学部ごとの中からひとつですが、それは各学部などによって決まってたりします。
・日程
・出願
12月下旬から1月中盤から終盤まで
各大学によって異なります。
・試験日
だいたい2月の初めから中盤にかけて
・合否発表
試験から1〜2週間後
・国公立大学
・科目
科目は各大学また、各学部によって結構異なります。
文系は国数英が必修もしくは数学はないところもあります。
また京大などになってくると社会科目も必要になってきます。
理系の場合は数英が必須科目で後は理科の科目が一つか二つあるといった感じです。
・日程
・出願
出願はだいたい1月終盤から2月初めくらいまでです。
1週間ちょっとしかありませんのでお気をつけください。
・試験
試験日は概ねすべての大学が同じ日でだいたい2月の最後です。
2020年度は2月25日でした。
ただ科目数が多いところなどは2日目まで試験があります。
・合格発表
国公立の合格発表は私立より少し時間がかかって試験日から2週間後ぐらいです。
3月の6〜10日あたりです。
・全体的な流れのまとめ
ここまではそれぞれの試験について個別にみていきましたが、ひと目でこの時期にはこれがあるんだとわかるような流れがあると便利だと思います。
ここではその流れを示したいと思います。
1、大学入学共通テスト出願(10月下旬〜11月)(基本学校で行う)
2、私立の出願(12月末〜1月)(各自個人で行う)
3、大学入学共通テスト本番(1月中頃)(2と3は学校によって前後する)
4、国公立大学の出願(1月終盤〜2月)(個人で行う)
5、私立の入試本番(2月初期〜中頃)
6、国公立大学の入試本番(2月末)
こんなところです。
こうやってみるとそんなにすることが多いわけではない気がしますが、私立や国公立大学の出願は自分で行うため、絶対に忘れることがないようにしましょう。
事前に出願期間とか方法を調べておいて、出来るだけ期間の最初の方に出願を終わらせるようにしましょう。
後はどの科目で受けるかなどは対策が必要なため、結構早めに決めておくことが吉です。
必ず余裕を持ってやるようにしましょう。
・文系の私立におすすめの科目選び
私立の文系では、国語と英語は必修でもう1科目が数学か、歴史か、公民系かを選ぶ必要があります。
そしてここは非常に迷うところです。
国公立を受ける場合はおそらく数学が必要なことも多いので、数学を強くお勧めします。
なぜなら基本的に数学は難しいので点数調整が行われるからです。
社会科目で相当な高得点を取る自信があるなら話は別ですが、そうでないなら数学にすべきです。
実際僕は数学で挑んだのですが、150点中50点ぐらいしかないなと思っていたら100点近くあったことがありました。
こんな感じで特に極端に難しい年なんかは英語と国語で勝負が決まることがよくあります。
もちろん私立専願の場合は社会科目を極めて挑むというのも一手です。
というかそういう人の方が多いです。
ですが私立専願でもある程度数学が得意なら数学で挑むことも考えてみるといいんじゃないかなと思います。
・最後に (調査書について)
大学受験は高校受験よりも少し複雑で分かりにくいことが多いと思います。
ですから今回は大まかにですが大学受験の仕組みや、流れについてまとめました。
もう一つ付け加えると、私立の出願期間に入る前にもう調査書は発行しておいてもらうといいでしょう。
調査書というのは自分が高校でどんな生徒だったかを書いている書類のことです。
調査書の発行がまたややこしくて、これはすべての学校共通かわからないですが、僕が通ってた高校では調査書を発行してもらうためにまず調査書発行願いと言う紙が必要でした。
そこに自分が希望する大学などを書いて先生に渡すと調査書を発行してもらえると言う仕組みです。
調査書の発行を直前まで忘れていると慌てて先生に発行してもらわないといけなくなりますし、とりあえず焦るのである程度決まっていたら、早めに発行してもらうようにしましょう。
ちなみに通常の発行だと3〜4日ぐらいかかった記憶があるのでいきなり次の日くださいと言うのは少し厳しいです。
調査書を貰えば後は各大学のホームページを見ながら出願に必要な書類を印刷したり書き込んだりしていきましょう。
ただ今時はネット出願が主流でそちらの方が簡単ですし、早いのでおすすめです。
それでは最後まで閲覧ありがとうございました。