
現代文が苦手すぎて点数が全然安定しない。何か良い参考書ない?

現代文って参考書多いからどれ選べば良いかわからない
今回はこう言った悩みを解消します。
✅内容は
1、現代文の参考書選びのポイント
2、阪大生が勧める現代文の細かなところの参考書
3、阪大生が勧める現代文の読解の参考書
4、現代文の参考書を使う時の注意点
今回はセンスではなく論理的に現代文が解けるようになるために実際に僕が使った現代文の参考や問題集を紹介したいと思います。
ここで紹介する以外にも世間で良いと言われている参考書はありますが、ここで色々と紹介するとややこしくなると思うので、僕の経験したものだけ紹介します。
僕はここで紹介したものを使って阪大に合格したのでそれを踏まえて参考にしていただければと思います。

特に阪大を目指す方はこれらで完璧です!
数学と英語の参考書や問題集はこちら
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目次
・現代文の参考書選びのポイント
現代文の参考書におけるポイントは2つあります。
ここではその二つを紹介します。
1、段階的に
2、解説が詳しく答えの道筋が書いてるかどうか
ではそれぞれ説明していきます。
1、段階的に
これは英語でも数学でも同じことを言いましたが、現代文における段階的にとは、いきなり問題がいっぱい書いてあるような問題重視の問題集は選ばないことです。
まだ現代文の文章の読み方や問題の解き方が身についてない状態で問題を闇雲に解いても多少点を取れるようにはなるかもしれませんが、安定して高得点は取れずセンスに頼ることにんでしょう。

これが国語はセンスだと言われる所以です。
実際僕も最初はセンスに頼っていて、模試で偏差値60後半が出たと思ったら、次の模試で50半ばから後半しか取れないなどがありました。

しかし最後は安定して60後半から70を取れるようになりました。
自分にあった解き方を確立していないからセンスでとくしかなくなってしまうのです。
ですからまだ明確に自分の解き方を見つけれていないと思う人は、まずは解き方を身に付けられるような指南書のような解説が詳しい参考書を選びましょう。
2、解説が詳しく答えの道筋が書いている問題集を選ぶ
たまに問題重視で問題が大量に載っていて解説はちょろっとしか載っていな問題集があったりします。
それはそれでもちろん問題を多く解くという目的があって作られてるわけです。
しかしそれを選ぶのは受験期最後の方で、解き方も確立して既にある程度安定してる点数をさらに安定させたい時に使うようにしましょう。
ですから大半の期間はしっかりとなぜその答えになるのか根拠やその答えにたどり着く道筋を書いてくれてるような参考書、問題集を選びましょう。
現代文の力を身につける上で大切なのは答え合わせの時に自分の考え方が正しいのか、また間違っているならどこで間違えたのかを分析することだからです。
・阪大生が勧める現代文の細かいところの参考書
まず最初に現代文の中でも感じだとか読解に必要な基礎の部分のおすすめの参考書をご紹介します。
その後で読解も紹介するのでそちらも参考にしてください。
ここでは2つ紹介します。
1、生きる漢字・語彙力
2、生きる現代文キーワード
ではそれぞれ見ていきます。
1、生きる漢字・語彙力
[rakuten id="book:19950193" kw="生きる漢字・語彙力"]
・おすすめ度:****
・レベル:基礎
・解説

正直漢字はどの参考書を使おうが大体一緒だと思います。
もし学校で使ってるものがあるならそれで十分です。
ただ一つ注意が必要なのは量が多すぎるものはやめましょう。
そんなに漢字に時間をかけなくても普段からしっかり問題を解いていれば基本的な漢字は身につきますし、とても難しいものに対策しようとするとキリがないからです。
ですから僕的にはこれぐらいがおすすめです。
2、生きる現代文 キーワード
[rakuten id="book:19950191" kw="生きる現代文キーワード増補改訂版 霜栄"]
・おすすめ度:****
・レベル:中級
・解説

キーワードはやろうと思う時点で中級レベルの人だと思います。
現代文で出てくる難しい言葉などが載っていますがこの本にはまず文章が書いていて、その中に難しいキーワードなどが入っているため読解の練習もしつつ重要な言葉を知れるという風になっています。
正直キーワードもどの参考書を使っても一緒だと思いますが、同じ注意点としてあまり時間をかけてやらないようにしましょう。
キーワードをやろうと思うような意識の高い人はそれなりに難しい文章に取り組むこともあると思います。
その時に出てきた言葉をしっかり理解していけばそれなりには大丈夫です。
ですがもちろん事前にこういった本で対策をしておけばすらすらと読めることは間違い無いので、英語の単語帳のような感じで、空き時間で何周も読み込み、自分の言葉にしていきましょう。
・阪大生が勧める現代文読解の参考書
ではいよいよ読解に関する参考書を紹介していきます。
ここで紹介するものは全て僕が使っていたもので、僕は大の国語嫌いだったのでたくさんあります。
1、最強の現代文
2、出口汪現代文講師の実況中継
3、入試現代文へのアクセス
4、現代文と格闘する
5、得点奪取現代文
6、センター試験過去問
しかし重要なのは一番最初の参考書でぜひこれだけでも試してみて欲しいです。
なぜなら僕の安定しなかった国語の点数を整えてくれた名前の通り最強の参考書だからです。

この1がお勧めで2は量が多いのであまりお勧めしません。
どちらも読解の仕方を解説してくれてる本ですので、どちらかだけで良いですが、僕は1が圧倒的におすすめです。
ではそれぞれ解説していきます。
1、最強の現代文
・おすすめ度:*****
・レベル:基礎レベル
・デメリット:なし
・メリット:文章の読み方、解き方が身につく
ちょうど良い量
・解説
最強の現代文は完全に問題の読み解き方を確立するための参考書となっています。

短めの文章が書いてあってそれがどういう風に書かれているか、一般論と筆者の主張の対比なのかとかです。
重要な言葉にはチェックがしてあったり、線が引いてあったりしてどこを特に集中して読めば良いかなどとにかく文章の読み方について一から教えてくれます。

僕的に解き方を教えてくれる基礎的な本をしてはこれが一番です。
この参考書で教わった解き方を基礎に、他の参考書に書いてあるようなポイントも取り入れつつ自分にあった解き方へと発展させていけば良いと思います。
ぜひ現代文がなかなか安定しない方や、これからちゃんと現代文の勉強を始めようという方は手に取ってみてください。
後悔はしないはずです。
2、出口汪 現代文講義の実況中継
[rakuten id="book:17460514" kw="出口汪現代文講義の実況中継(1)"]
・ おすすめ度:***
・レベル:基礎レベル
・デメリット:量が多い
・メリット:文章のジャンルごとに解説されており網羅的
・解説

まずこのシリーズは3冊あります。
ですからデメリットとして多いと書きましたが、もし試験で随筆が出ないならその部分はやらなくて良いわけで取捨選択さえすれば効率よくできるでしょう。
しかしもし自分に必要なジャンルがそれぞれの本に分かれていたら3冊も買わないていけないことになります。

ですがおすすめ度は3にしましたが、解説に関しては文句なしのわかりやすさと詳しさです。
なので時間がある方、特にまだ三年生の序盤、もしくは二年生で志望校が決まっていない場合はどのジャンルが出るか分からないのでこれをやっておけば勉強になります。
たとえ試験に出なくとも様々な文体の文章に触れておくことは悪いことではないので、時間のある方はぜひ手にとってみてください。
1冊目はジャンルに関わらず現代文に必要なことが書いてあるので、とりあえず1冊目だけ買ってみるのが良いと思います。
3、入試現代文へのアクセス
[rakuten id="book:16526017" kw="入試現代文へのアクセス(基本編)"]
・おすすめ度:****
・レベル:基礎、中級、上級、シリーズによる
・おすすめの人:基本編、まだ特に問題集に取り組んだことのない人
発展編、中堅国公立や私立を目指す人
完成編、とりあえず世に言う難関大学を目指す人
・デメリット:なし
・メリット:シリーズによってそれぞれのレベルに対応
・解説
このシリーズは基本編、発展編、完成編と三つシリーズがあって、多くの人が自分にあったレベルのものを選べるようになっており、取り組みやすい問題集となっています。

特に基礎編は文章自体も短めで現代文が苦手の人でもとてもやりやすくなっています。
また発展編からは各文章の要約も一番後ろに載せてくれており、問題を解くのとともに要約も行うことで、自分がしっかりとポイントを捉えることができているのかの確認もすることができます。
解き方は身につけてけどそれをさらに実践で使えるように特訓したいという人には比較的敷居が低めでおすすめです。

僕も最強の現代文をやった後にこのシリーズの発展編に取り組みました。
4、現代文と格闘する
[rakuten id="book:18043906" kw="現代文と格闘する"]
・おすすめ度:*****
・レベル:上級
・おすすめの人:中堅〜難関大学を目指す人
・デメリット;なし
・メリット:解説がとにかく詳しい
各意味段落と全体の要約付
・解説

この本は現代文の勉強において必ず一度は解いて欲しいほどとても良い問題集です。
その理由としては、まず解説がとても詳しい。文章の読み解き方の解説にしてもそうですし、回答へのたどりつき方など全てがわかりやすく丁寧に書かれています。
また各意味段落ごとにその都度要約と言いますか、その段落の核となることが書いてあり自分がちゃんと筆者の言いたいことを捉えられていたのか確認ができます。
要約は入試現代文へのアクセスの発展編以降にもついていると言いましたが、これほど丁寧に、また細かく書いてくれてるものはないためこちらの方がおすすめ度は高めです。
ぜひ一度この本を買ってみてください。本当にオススメです。
5、得点奪取現代文
[rakuten id="book:13918600" kw="得点奪取現代文記述・論述対策"]
・おすすめ度:***
・レベル:上級
・おすすめの人:難関大学を目指す人
・デメリット:解説が他と比べると少し劣る
・メリット:記述力を徹底的に鍛えられる
採点のさいのポイントが書いてある
・解説
この問題集は名前の通り記述問題しかなく徹底的に記述を鍛えようというものです。

それぞれジャンルに分けられており、小説や随筆なんかもあるためジャンルは豊富で良いです。
ただ解説が他のと比べると少し丁寧ではないかもしれないですが、この問題集をするレベルまでくると気にするほどじゃないです。
また記述を鍛えるための問題集ということで、回答にはこの部分があって何点という風に採点の際のポイントが書いており、自分の回答には何が足りないのかなど分析する手助けとなります。
6、センター試験過去問
[rakuten id="bookoffonline:14862722" kw=" センター試験過去問研究 国語"]
・おすすめ度:*****
・デメリット:解説が参考書と比べると少し物足りない
・メリット:良い問題が多い
リアルな受験問題に触れられる
・解説

センター過去問はセンター試験がなくなったとは言え、解いておいて全く損はないでしょう。
日本で最も多くの高校生が受ける試験なので出来るだけ矛盾がないような問題が作られており、とても良い問題揃いです。
また予備校などが作った問題とは違い実際の試験問題であるため、時間を計って解くことでリアルな体験をすることが可能です。
実際に試験で使われた問題なわけでもしこれが自分の年に出されていたらと考えると、解けなきゃいけないと思い焦って問題が頭に入らなくなるなどの実際に起こりうる危険も体験し、対策を寝ることが可能となります。
それにマーク式ですが記述として頭の中でだけでも既述の回答を作ることで、2次試験の対策にもなります。

ですからセンター過去問はぜひ1度は解いておくべきです。
・現代文の参考書を使う時の注意点
どんな参考書がおすすめか分かったのは良いですが、悪い使い方をしてしまうと効果は激減してしまいます。
なのでここでは注意点を2つ紹介していきたいと思います。
1、答え合わせで終わらない
2、時間を決めて解く
ではそれぞれ解説していきたいと思います。
1、答え合わせで終わらない
まず現代文の問題を解く時には答え合わせだけで終わらないようにしましょう。
なぜかというと、現代文はいくら答えがあっていてもそれがまぐれだったら一生安定した点数を取れないからです。
そのまぐれかそうでないかをチェックするために自分がこう考えた結果この答えにたどり着いた、と言う流れが解説とあってるかどうか確認するのです。

むしろ答えがあってなくても考え方が合っていれば、及第点ではあります。
そう言う人はもう少しで安定して点がとれるようになるでしょう。
2、時間を決めて解く
大学受験における国語というのはそりゃ時間を掛ければなんとか答えに辿り着くことはできます。
なぜなら数学や英語のように何かを覚えていないと解けないというわけではないので。
ですから国語の最大の敵は時間です。
その上で練習で問題を解く時も時間を決めておかないと惰性で解いてしまって、模試とか本番では時間が足りなくて全然解けなかった、なんてことになります。
ですから普段から時間を厳しくする必要はないですが、ある程度は緩くでいいので決めて解きましょう。
まとめ
今回は現代文の参考書や問題集を実際に自分の経験に基づいて紹介しましたが、結局どの問題集がいいのか判断するのは難しいところです。

実際に受験が終わってみて気づくこともあります。
ですから今どれを買えばいいか迷ってる人はもし一つ買う時にそれを信じてやり切ってしまえば必ず多少なりとは力になると思います。
自分の選択を信じて頑張ってください。
閲覧ありがとうございます。
国語の勉強法はこちら↓
[高校生]国語の簡単な点数の上げ方。読み解き方を身につける必要あり