
計画を立てても毎回のように倒れてしまう。

計画通りに勉強が進んでなくて困っている
今回はこういった悩みや疑問を解消できるように、計画倒れにフォーカスして話していきます。
✅内容は
1、勉強の計画倒れが起こる原因とは?
2、計画倒れを未然に防ぐ方法
3、計画が倒れた時の事後的対処法
です。
受験期に計画を立ておかげで勉強がうまくいった経験をもとに話していきます。
計画は立てれたがその通りに実行できないという人は参考にしてみてください。
目次
・勉強の計画倒れが起こる原因とは?
では倒れない計画を立てるために、まずは計画が倒れる原因を知っていきましょう。
原因についてはいくつか紹介していこうと思います。
原因を知っていないとそれに対して対策することもできないのでしっかり確認してください。
1、計画を詰め込みすぎる
2、計画の崩れを取り戻す時間を確保してない(計画通りに進む前提で立ててる)
3、計画を立てたことで満足してる
それぞれ解説していきます。
1、計画を詰め込みすぎる
まず一つ目の原因は、計画を立てる時にぎゅうぎゅうに詰め込みすぎることです。
人は計画を立てる時には様々なことを考えてあれもしようこれもしようという風になり、しかもそれができるかのような気になります。
これは勉強だけに限らず、旅行の計画を立てる時なんかもいろんな行きたい所を詰め込みすぎで、結局各場所に数十分程度しかいれないということもあると思います。
そんな風に計画を立てる時になぜか厳しい計画を立ててしまうのです。
これはおそらく

これだけはやらないと
とか、そういう焦りみたいなものもあって、自分のキャパシティ以上のことをやろうとしてしまうからでしょう。
しかしそれでは実際に行ってみると全く計画通りにできないことになってしまいます。
2、計画の崩れを取り戻す時間を作らない
これは先ほどの詰め込みすぎるにもつながってきますが、詰め込み過ぎた上に達成できなかったことを取り戻す時間というのを確保していない人が多いです。
例えば夜に1時間その日にやり残したタスクをする時間を取るとかをせず、夜の寝る前まで何か特定のことをやらないといけないような計画の立て方をしているような感じです。

これでは計画がいつかは崩れるのは目に見えてるでしょう。
なぜなら2、3日計画通りにできたとしても、4日目に糸が切れてちょっとサボっただけで遅れてしまったり、急用ができた時に対処できないからです。
3、計画を立てたことに満足する
最後の原因として計画を立てた時点で満足してしまうというのがあります。
満足してしまって、その計画を半分ほどしかこなせないということが起こります。
これは特に綿密に時間をかけて計画を立てる人に起こりやすいです。

完璧な計画が立てれたと満足してしまうわけです。
これでは勉強を効率よく行うために計画を立ててるのに、計画を立てることが目的になってしまっており、本末転倒です。
・計画倒れを未然に防ぐポイント5つ
ここまで見てもらった計画倒れが起こる原因に共通することは計画を立てることに力を入れすぎることだと思います。
それを踏まえてそれぞれの原因に適した解決法を紹介していきたいと思います。
1、それぞれの計画の前後には空きを作る
2、1日の終わりに大きめの空き時間を確保する
3、計画を立てることに本気になりすぎない
4、各タスク&計画はシンプルなものにする
5、トリガーを作る
詳しく話していきます。
1、それぞれの計画の前後には空きを作る

ここでいうそれぞれの計画とは例えば、数学を1時間とか国語を1時間とかの勉強の塊のことです。
その上でそれぞれの計画の間は一応前後に5分ぐらいの空き時間は設けておきましょう。
もし一つの勉強から次の勉強にすぐに移れたなら計画よりも五分早く勉強を始めれたわけで、自分頑張っているなと思えます
逆にトリガーからすぐに勉強に移れなくて、少しだらだらしてしまっても計画上は5~10分の空きがあったから計画が倒れることにつながりません。
計画の怖いところは一度少しでも狂ってしまうと、もう取り戻せないような大きく崩れたような気分になって、さらに崩れが大きくなってしまうことです。
そして計画が崩れることの多くは周りから見ればなんともないように感じる小さな崩れがほとんどなのです。
ですから前後に空き時間を少し作っておくことでその小さな崩れを起こさないようにします。
そうすることで大きな崩れにつながることを防ぎます。
2、1日の終わりに大きな空き時間を作っておく
これは1日の計画でできなかったことをするための修正時間です。
大体長さは1時間ぐらい取っていればいいと思いますが、そこら辺は実際に計画を立ててそれを1日計画に沿って勉強してみたらどれくらいが適切かわかってきます。
この時間を作っておかないと、

次の日の計画は前日やり残したことがあるから、頑張ろう
とぎゅうぎゅうに計画を詰めてしまいまたそれが崩れてというのを繰り返してしまいます。
しかしこの時間があることでその日のタスクをやり切れるだけでなく1週間とか1ヶ月の計画を遂行しきることができます。
またこの修正時間は日単位で言うと1時間とかですが、週単位なら日曜日の午後は1週間の計画でやり残したことをする時間という風にしてもいいと思います。
そうするともっと余裕を持って計画を達成することができるでしょう。

そんなに空き時間をとっていたら勉強が遅れてしまわない?
と思った人もいるかもしれませんが、修正のために確保していた時間が余ったなら他の勉強を追加でしてもいいし、自分のご褒美として自由時間にしてもいいです。
そこまで勉強を詰めこんでもそんなにいいことはないと思うのでしっかりと修正する時間は取りましょう。
3、計画を立てることに本気になりすぎない
最後の解決法としては綿密で完璧な計画を立てるぞと、あまり本気になりすぎないようにしましょう。
計画が大事だとは言いましたが、毎日30分もかけて計画を立てるとか、計画のことばかり考えて勉強に身が入らなくなっては本末転倒です。
また本気で計画を立ててそこで燃え尽きて

今日はしっかり計画を立てれたからもう勉強は明日からでいいや
とかになるとダメな例です。
後は本気で立てた計画が崩れてしまい勉強のやる気がなくなってしまうとかもダメです。
そうならないように、計画は軽い気持ちでそもそも完璧な計画を立てることなんて不可能ですから、とりあえずないよりはあった方がいいから立てる、ぐらいの気持ちでいた方がいいです。
計画なんて崩れることの方が多いからというような気持ちでいましょう。
4、各タスク&計画はシンプルなものにする
これはわかりにくいので少し英単語の例えを出します。
✔️ダメな例、、、今月の目標は単語帳の英単語100個覚える!
✔️良い例、、、今月の目標英単語帳一周する!
ダメな例では覚えることを目標にしてますが、覚えれたかどうかなんてどう正確に測るのでしょう?
逆に良い例では単語帳一周するだけであり、単純明快です。
ダメな例のようにする人が結構いますが、そのせいで頑張ってこの100個覚えようとして、なかなか次の単語に進めない人がいると思います。
これは単語に限らずどんなことも測れないわかりにくいものを目標にするのではなくて、誰にでも一瞬でわかるような目標にしましょう。
そうすることで達成のしやすさは全然違います。
5、トリガーを作る
ここまでは計画倒れをしないような計画の立て方でしたが、いくらそんな計画を立てても遂行する力がなければ意味がありません。

そこでお勧めするのがトリガーです!
これは別の記事で詳しく話しましたが、簡単に言うとこの行動をしたら勉強するという、勉強する前の行動を決めることです。
記事はこちら↓
勉強を習慣化するだけで受験は勝ち組です。[理由]マイナスの感情がなくなるから。
おそらく計画倒れしてしまうのは、

今日やらないといけないことがあるけどなんとなくやる気が出ないからー
とかでサボってしまうからという人もいるでしょう。
なので歯磨きをトリガーにすれば、歯磨きをしたら絶対に机の前に座るという風にします。
そうすると9時から勉強するよりも、初動の労力が少なくすみます。
9時までダラダラしてたのにいきなり勉強するより、歯磨きで体が動いてた状態からの方が始めやすいのはわかると思います。
そういう風にトリガーがあれば時間で決めよりも計画を遂行しやすくなります。
なので計画を立てる時はトリガーも決めておくと良いでしょう。
・勉強の計画が崩れた時の対処法
ここまでは未然に計画倒れを防ぐ方法を紹介しましたが、ここからは計画が倒れてしまった時にどう修正すれば良いのか、対処法について話していきます。
ここでは効果的な対処法を2つ紹介します。
1、少しの時間冷静に分析する
2、深く考えすぎない
1、少しの時間冷静に分析する
実際にずれたのはどれくらいの時間なのかとか、これくらいずれただけなら夜ご飯の前の自由時間をちょっと削れば取り戻せるとか、冷静に客観的に分析することです。
もし計画が崩れないようにする方法として紹介した、修正時間を確保していたなら、その時間で取り戻せるからこのまま続けようという風に考えられます。
ここでのポイントは冷静にと短時間です。
冷静でないとダメな例みたいに悲観的になってしまうし、だからと言って分析を時間をかけて行ってしまうと無駄な時間を過ごしてしまいます。
ですから冷静にかつ短時間で分析しましょう。
みるポイントは計画自体が悪かったのか、それとも自分がサボったせいなのかを考えるのです。
もし上で話したように空き時間を確保していたのに、倒れたなら自分がサボったのが悪いという風に。
もし計画が悪かったなら、上記のことをもう一度意識して修正し、自分が悪かったなら気を引き締め直しましょう。
2、深く考えない
計画というもの崩れてしまう割合の方が高いです。
ですからちょっと崩れたとしても、まあ崩れるだろうと思っていたからという感じで気にせずに勉強を続けるというのも一つの手です。
崩れた時点より後の計画も遅れた時間だけずらして勉強していって、最後時間が足りなかったとしてもそこまで気にしないでもいいでしょう。
実際に計画を立てて勉強するとわかりますが、計画通りに行くことの方が少ないですから、気にしないというのも大切です。
計画通りに行かなかったということはキャパシティオーバーの計画を立てていたということで、次の日の計画はもう少し緩くするなどの対策をするといいでしょう。
・ダメな対処の仕方
ダメな対処の仕方は一つだけです。
それは典型的なパターンですが、計画が少し崩れた時点でやる気を失ってしまったり、大きく崩れたように感じたりとマイナスな方向に考えてしまうことです。
これは一番ダメです。
実はたった数十分ずれただけなのに取り返せないような気持ちになったりするのはもったいないです。
気持ちさえ保てていればいくらでも取り返すことは可能なはずです。
・[まとめ]計画倒れは頻繁に起こる
結局どれだけ頑張って計画を立てようが計画倒れというのは起こりうるものです。
ですから今回話したような計画倒れしない方法を使っても崩れてしまった場合は、仕方ないと諦めてしまうのも一つです。
ただし計画が倒れないようにできることはした上での話です。
何も対策をしていないのに計画が倒れた場合はそれは自分の責任なのでできる限りのことはするといいでしょう。
最後まで閲覧ありがとうございました。