
学校の定期テストってやる意味ある?

目標は受験なんだからやる意味も勉強する意味もない?
今回はこういった疑問を解消します。
内容は
・定期テストをやる意味ってどこにあるの?
・もし定期テストがなければどうなるか?
・真剣に勉強し点を取る意味は?
です。
多くの学生が定期テストをやる意味はあるのか一度は疑問に思ったことがあると思います。
僕の場合は高校1年2年の頃は思ってましたが、3年になってからようやくやる意味に気づけたので、それを今回は知ってもらえればと思います。
また僕はどちらかというとテスト勉強もしっかりやってきたタイプで、学年1位も5回ぐらい取ってたという立場から話していきます。
ぜひ参考にしてください。
目次
・定期テストをやる意味ってどこにあるの?
では早速定期テストをやる意味について話していきますが、最初に結論を言うと意味はあります。
そしてどんな意味があるかについては2つあります。
1、卒業後の教養を身につける
2、受験の土台ができる
3、勉強に対する姿勢の切り替え
4、各科目の勉強方法が身につく
それぞれ解説していきます。
1、卒業後の教養を身につける
やはり高校までに授業で習う内容はなんやかんや日常でも使うことはあります。
中学高校で勉強してる時は気付きませんが、意外と目にするのです。
例えば英語や国語は言うまでもないですが、理科とか意味あるのかと思うかもしれませんが、DNAとRNAの話なんかはコロナのワクチンなどの話とか、免疫の話をニュースで見かけました。
そんな感じで意外と知ってる方が得をすることが多いです。
その知識を身につける上で定期テストというのは意味があるでしょう。
定期テストがないといちいちそういうことを覚えようと思わないため、何も教養が身につかないまま卒業することになってしまいます。
2、受験の土台ができる
2つ目は定期テストの勉強をすることで受験の土台ができます。
定期テストにはそこまで難しい問題が出ることはなく、基礎問題を中心に出題されるため、受験生になった時の勉強の基盤がある程度は作ることができます。
確かに悦とが終われば忘れてしまうことも多いですが、だからと言って全然勉強しなければもっと状況は悪くなります。
実際海外の学校のように授業が自発的なもので、発表とか討論とかが多く調べないといけないことも多ければテストは必要ないかもしれません。
なぜなら主体的に授業に参加せざるを得ないことで、しっかりと内容も身につくからです。
しかし日本の授業はそういうものではないため、定期テストがないと授業の内容を改めて勉強するタイミングがありません。
点を取るというような何かしらの目標が一切なければ、1年生の頃とかにわざわざ自ら勉強しようとは思わないからです。
このことから定期テストがあるおかげで受験勉強を始めたときに少しは苦労を和らげる効果があるのです。
3、勉強に対する姿勢の切り替え
これは先ほどの話と少し被ってくるのですが、定期テストがあるおかげでもうテスト1週間半前だから勉強しようという気持ちになります。
これについては大学生になってから気づいたことなのですが、大学では前期と後期の終わりの2回しか試験がありません。
そうなった時にテストまでまだあるからと間の期間は勉強する気にならないのです。
これではダメだとわかってるのですが、少しだらけてしまいます。
そういう勉強に対しての姿勢というものが定期テストがあることで変わってきて、そういう点で意味があります。
4、各科目の勉強方法が身につく
定期テストはいわゆる受験勉強の予行練習みたいなものです。
試験のために勉強したやり方がそのまま受験勉強でも使えます。
そして3年生になった時にテストであまり点が取れてなかったから今までの勉強はよくないと気づくことができます。
そしてテストで点が取れてる人にどう勉強してるのか聞いて、参考にすることもできます。
ですからテストがあるおかげでいざ受験生になった時にどういう風に勉強を進めていけばいいのかなんとなくでもわかるのです。
・もし定期テストがなければどうなるか
ではテストがなければどうなるかについて話していきます。
ただしこれは先ほどの話と被ってくることもあるので、簡潔にまとめたいと思います。
簡単に一言で言うと、もしなければ勉強をしないでしょう。
もうこれだけです。
授業を受けるだけ受けて勉強はほとんどしなくなります。
ではそうなると何が怖いのか、それが先ほどの裏返しで、学校に行っていても社会に出た時の教養が全然ない、受験生になった時にいきなり勉強しなくてはならず困るなどです。
また勉強する習慣というものが身につきません。
そうするといざ受験生になっても勉強をどういう風に進めればいいかだけでなく、勉強することが苦痛になります。
なぜなら1年2年の間に勉強をしてこなかったからです。
実際テストがあったとしても勉強しない人を見てみると、あの人は受験生なのに全然勉強してないなという人がクラスにいるんじゃないでしょうか。
そういう人は試験で勉強をあまりしてこなかったために、長時間勉強するという習慣がないのです。
・真剣に勉強し点を取る意味は?
では定期テストで勉強して点を取る意味はあるのかと思う人もいるでしょう。
結局受験が全てなのではないかと。
しかしそこにも意味はありますが、正直これは僕の主観的な話になってくるので、本当に参考程度に見ていってください。
試験勉強をして点数を取りにいく意味は3つあります。
1、単純に嬉しい
2、次の勉強へのモチベーション
3、学力の向上
1番大切なのは3番目なので、そこだけでもみていってください。
1、単純に嬉しい
なんといっても学年1位なんかを取るとやはり友達からすごいと言われますし、勉強になると頼られるようになります。
やっぱり褒められて、また頼られて嬉しくない人はいないんじゃないかと思います。
また頑張ったら点数は取れるんだと成功を知ることもできます。
その喜びが後々の受験勉強での踏ん張りにもつながってくるので、結構大切です。
2、次の勉強へのモチベーション
テストで点数が取れると、この調子で次も良い点を取ろうという気持ちになり、それがどんどん繋がっていって、それなら受験でも良い点を取ろうという風になります。
また何度か良い点を取ると友達から自分はどうせ良い点数を取るだろうと言われるようになります。
そうするとその期待を裏切るわけにはいかないので、頑張らざるを得なくなります。
そうやって頑張っているうちにいつの間に学力はついていきます。
意外と試験で点を取るというのは気持ちの面で大きいのです。
3、学力の向上
最後に一番大切なこととしてやっぱりテスト勉強を毎回しっかりこなしていくと3年生になった頃には学力は向上しています。
具体例として自分の話を挙げると、僕は3年生になって特にセンターの対策を仕訳でもなかったのに、夏に初めて受けたマーク模試の英語で8割を超えており、それ以降も8割を切ったことはありません。
もちろん最初は運が良くて、それ以降は勉強したからという可能性もありますが、特に長文に関しては一切問題集も参考書も買いませんでした。
これだけは確かな事実であり、長文対策は大学の過去問以外でしなくても点数を取ることができました。
こんな風に細かな知識というのは試験後に忘れてしまうかもしれませんが、英語のような習慣によってスキルが身につくようなタイプは積み重ねにより大幅に力がつきます。
そんな感じでテスト勉強でも学力は向上するため、受験の役に立たないからいらないなんてことはありません。
・学校のテストの延長が受験
最後に今回のことをまとめると、結局学校の試験は受験勉強に通じているんだということです。
学校の試験の範囲が広いバージョンが受験な訳で、それでも定期テストに意味はないでしょうか?
もしそれでもそう思うなら勉強してなくても良いでしょう。
しかし最終的に困るのは自分なので、僕はちゃんと勉強することをお勧めします。
受験勉強が本番だとしたら、それまでのテスト勉強という練習をせずにぶっつけ本番をするようなものであり、スポーツだったらあり得ないでしょう。
そういう風に考えると少しはやる気になるんじゃないでしょうか。
では最後まで閲覧ありがとうございました。