
ネクステは分厚くて無駄にしたくないから効率的な使い方を知りたい

ネクステだけで英文法は大丈夫?

最後の語彙までしっかり勉強しないといけないの?省いてはダメ?
今回はこう言った疑問を解消します。
✅内容は
1、効果を数倍にする3つのステップとポイント。
2、ネクステだけでもほとんどの大学大丈夫。(多すぎて無駄になることも)
3、どこまで細かく勉強すべきか?
です。
僕も実際現役時代にはネクステ を使ってましたし、それだけでなく英文法では他にも色々と参考書や問題集を使うなど迷走してました。
それでもセンター試験では英語は9.5割を超え、普段の模試でもほぼ常に9割は取ってました。
そう言った経験をもとに話していくのでぜひ参考にしてください。
目次
・効果を数倍にする3つのステップとポイント
では早速ネクステを活用する上で大切な3ステップとそれぞれにおける大切なポイントを紹介します。
ステップ1、まずは基本的なことが書いてる文法書を何周かする
ステップ2、最初は解説は読まずに問題を解いていく
ステップ3、間違ってたところだけ解説読みつつ何周もする
ではそれぞれ解説していきます。
ステップ1、まずは基本的なことが書いてる文法書を何周かする
✔️どういうことか
キク英文法みたいな問題集ではなく、文法の説明が書いてあるものを何周かして基礎知識を身につけるということです。
✔️なぜか
いきなりネクステを解こうとすると量が多すぎて絶対にめんどくさくなりますし、わからないことが多いため、全然ページが進まなくなります。
また問題は解けるが、実際に長文には適さない文法の能力しかつかなくなってしまうことも、問題集だけをやることの弊害です。
そこで文法問題さえ解ければ自然と長文も読めるんじゃないかと思われるかもしれません。
しかし問題を解くことに慣れているだけだと、英文法を日本語の意味としてしか捉えられなくなってしまいます。
そうすると長文を読むときにイメージで読むのではなく、いちいち日本語で考えて読まなければならなくなり、時間のかかる量が全然違います。
もちろん文法だけの話ではないですが、実際早くなればセンター試験の過去問ぐらいだと50〜60分くらいで終わらせれます。
✔️注意すべきポイント
大事なポイントは基本的な文法書でも完璧に覚えてからネクステに行こうとしないということです。
完璧にしようと思ったら相当な時間がかかるため、7〜8割くらい身についたと思ったら、ネクステに行くべきです。
✔️おすすめの基本の文法書
1、English Grammar in Use
2、一億人の英文法
3、キク英文法
1と2はどちらも英文法をイメージで捉えるのに最高の教材で、3はそういう工夫はないですが、簡潔に文法がまとまっており、さらっと学習できるのが良い点です。
詳しく知りたい方は大学受験の英語おすすめの参考書、問題集!これだけやれば偏差値70以上が取れる。をどうぞ。
ステップ2、最初は解説は読まずに問題だけ解いていく
✔️なぜか
なぜかというと、解説を全て読んでいくと量が多いために相当な時間がかかるからです。
またそれだけでなく、読むことは往々にして退屈になってしまいます。
一方で問題を解くなら読むよりは楽しいですし、早く終わります。
✔️注意すべきポイント
その1、間違えた問題とあってたけどなぜそれか説明できないものにはチェックマークを入れておく
その2、1周目はとにかくスピードを意識する。
1周目の時にチェックを入れておくことで簡単な問題は省くことができ、2周目以降にかかる時間の短縮になります。
そして2つ目に関しては、本格的に勉強するのは解説を読んだりする2周目以降であり、1周目はあくまで、どんな問題があるかと問題の選別をするのが目的です。
ですからスピードが命なわけです。
ステップ3、間違ってたところだけ解説読みつつ何周もする
最終ステップとして1周目でチェック付が終わったら、あとはチェックがついた問題を解説も読みつつしっかり頭に入れていきましょう。
✔️注意すべきポイント
1、再び間違えた問題には別のチェックを加える
2、同じくスピードは大切
1つ目は例えば2周目で解説を読んだけど3周目で覚えてなくてもう一度間違えた問題は、また別のチェックマークか同じチェックマークの2つ目をつけましょう。
そうすると4周目は3周目で新しいマークがついた問題だけを勉強するみたいな感じででき、さらに時間が短縮できます。
ここでは解けたからといってつけてたマークを消すのはダメです。
なぜなら1度でわからなかった問題は再び忘れる可能性があり、その時にどの問題がそれか識別できなくなるからです。
そして2つ目に関しては、ネクステはやはり量が多いので覚えるコツというと、もう何回も学習する以外にありません。
何度も同じ情報に出会うことで、頭に刷り込んでいってください。
・ネクステだけでもほとんどの大学は大丈夫
一部の大学を除いてほとんどの大学はネクステだけで英文法は十分です。
しかし一部がどこかというと外国語大学などで、理由はそもそもネクステのように英文法がどうこうの話ではないからです。
✔️なぜか
ネクステは量からもわかるように網羅的です。
実際学校の授業で使う文法の問題集と比べるとページ数などは桁違いとわかるでしょう。
高校時代の英語の先生(大阪大学の外国語学部に通ってた)もネクステは逆に細かいから無駄が多いと言っていました。
それでもやっぱり受験生の心理として不安になるでしょう。
もちろん先ほども話したようにキク英文法などの文法書を使うほうが効果的ではあります。
だからまだ3年になってないとか、3年の夏休みも終わってないぐらいならそちらもすべきでしょう。
それでも問題集はネクステだけで絶対に十分です。
他に解説されてるものだったりを買う必要は全くありません。
・どこまで細かく勉強すべきか?
では最後にあのページ数の多いネクステはどこまでしっかり勉強しないといけないのかお話しします。
実際の僕の例を出すと、後ろの二つの章である会話表現と単語語彙は一切勉強しませんでした。
✔️なぜか
単語語彙に関しては単語帳で勉強しているため、今更ネクステでやる意味がありません。
そして会話表現も僕の場合は会話が出る試験がある大学ではなかったのでやる意味はそこまでありませんでした。
それにセンター程度ならネクステでわざわざ会話表現をやらなくても解けるくらいの知識はおそらく身につくでしょう。
ですからおすすめはその2つの章以外をしっかりとやって、余裕があるなら会話表現も、そして単語語彙は正直本当にやらなくて良いという感じです。
・全体のまとめ
最後に今回の内容をまとめていきます。
まずネクステを効率よく勉強する際のステップは3つです。
ステップ1、まずは基本的なことが書いてる文法書を何周かする
ステップ2、最初は解説は読まずに問題を解いていく
ステップ3、間違ってたところだけ解説読みつつ何周もする
そして英文法の問題集としてはネクステだけで十分です。
勉強する範囲としては、後ろの会話表現と単語語彙以外をまず重点的に勉強し、余裕があれば会話表現もやるという感じです。
では今回はこれで終わります。
最後まで閲覧ありがとうございました。