
高野山への行き方がいまいちわからない。高野山での移動方法は?

車と電車どちらがいいのか知りたい。何かお得な方法はあるの?
今回はこういった悩みを解消します。
✅内容は
1、車と電車それぞれの行き方
2、高野山での移動方法
3、それぞれのメリットとデメリット
4、アクセスにおけるお得な方法+観光向けの情報
です。
僕は高野山へは合計4回ほど行ったことがあり、そのうち金剛峰寺などの歴史的なものを見に行ったのが3回、星を見にそことは少し離れた場所に行ったのが1回です。
またそのうち2回は電車で、もう2回は車という感じで結構高野山に関してはいろんな行き方をししてるので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
・車と電車それぞれの行き方の説明
とりあえず最初は一通り車と電車それぞれの高野山への行き方を説明します。
一応大阪の難波駅からの行き方を説明するので、それ以外場合はうまく工夫をしてください。
その後で両方のメリットなどを話すので、行き方は既に知ってる方はここは飛ばして貰えばいいと思います。
ではまずは車から説明します。
・車の高野山へのアクセス
ではまずは高野山のお寺などが並ぶ観光場所全体のマップを見ていただきます。
マップ:http://www.koya.org/koyasan-map.html
こちらがそうですが、一番西の大門から東の奥の院エリアはどちらも結構な見所のため、だいたいは端から端まで移動することになります。
と言っても下の距離を見てもらえればわかりますが、3.8kmでありそこまで時間はかかりません。
そして大阪から来るまで行く場合は基本的に西の大門のところに最初にたどり着きます。
こちらがその地図になります。
国道480号線を使って大門まで行きます。
Googleによると所要時間は大体2時間くらいです。
関西国際空港から行く場合はこちらになります。
ただしどちらの場合も最後は山道でクネクネするため、少し時間がかかってしまうので余裕を持つようにしておいてください。
・電車の高野山へのアクセス
マップ:http://www.koya.org/koyasan-map.html
ここでもう一度地図を見てもらいたいのですが、電車の場合はこの地図のちょうど真ん中の一番北の場所に高野山駅があります。
電車の場合はそこにたどり着き、そこからバスで高野山の観光エリアに入って行きます。
ではどう乗り継ぐかというと、
1、難波駅(南海)→橋本駅→極楽橋→ケーブルカー→高野山駅
2、難波駅(南海)→極楽橋→ケーブルカー→高野山駅
の二通りです。
1番は特急以外の電車の場合で、その場合難波駅から直接極楽橋駅に行くまでの電車がありません。
そのため橋本駅で一度乗り換える必要があります。
逆に2つ目は「特急こうや」というものに乗るパターンで、この場合はそのまま乗り換えなしで極楽橋までいけます。
そしてどちらも極楽橋からはケーブルカーに乗って高野山駅に行きます。
特急のメリットは乗り換えがいらないだけでなく、急行よりも止まる駅が14駅少なくなります。
ちなみにこちらがケーブルカーです。
(撮影者:著者)
✔️注意
橋本から極楽橋駅までの間の山の中の駅も止まりません。
そのため時代劇の「真田丸」で取り上げられた高野山にある真田庵を見たい方は、橋本と極楽橋の間にある九度山駅で降りないといけないため、特急では不便でしょう。
また山の中の駅の景色も楽しめないということになります。
✔️値段
1と2両方の高野山駅までの値段を紹介します。高野山駅からのバス代は入ってないのでご注意ください。
バス代に関しては後ろのお得な情報のところでお話しします。
まず1つ目の橋本経由の場合、難波から極楽橋駅までが890円、極楽橋駅から高野山駅までのケーブルカーが500円で、合計1390円です。
そして2つ目の特急を使った場合、先ほどの890円にプラスアルファで790円がかかってきて、それと500円を合わせて2180円です。
・高野山での移動方法
✔️車で行った場合
基本的には車で目的のお寺だったりの近くの駐車場に止めてそこから歩いていく感じになります。
ちょっと遠いところには車でまた移動して、そこの近くの駐車場に止めるを繰り返します。
高野山の見所はそれほど広い場所ではないですが、それでも端から端までは流石に歩くのは少し大変です。
先ほども見ていただいたように端から端までは約4kmほどです。
できないことではないですが、歩くと約1時間もかからないぐらいじゃないでしょうか。
もちろんその間で見たいところに寄ったりするので、実質はもっと時間がかかったり、足も結構疲れたりします。
ですから車で移動して近くの駐車場に止めるのが吉でしょう。
✔️電車で行った場合
電車の場合は移動手段は基本的にはバスになります。
バスで目的の近くのバス停で降りてそこから歩いてみて回る感じです。
各バス停は結構近距離にあり、間は1分もかからないくらいなので、なんとなくちょっと歩きたいなと思った場合も、気軽に歩くことができます。
ただひとつ注意が必要なのが、平日の場合バスの本数が昼あたりの多い時は1時間に3、4本ありますが、夕方の5時とかになると1本になったりするということです。
土日祝日はそれなりにあるので、そこまで注意はしなくていいでしょう。
バス代は後ほど説明するのでそちらを見てください。
・それぞれのメリットとデメリット
ではここからは車と電車それぞれのメリットについてお話ししていきます。
・車のメリットとデメリット
✔️メリット
1、自由に移動できる(高野山内もそうやけど、そこにいくまでの道も、星見に行ったりとか、田舎町を少し走ってみるとか)
2、時間に縛られない
1つ目はやはり車があると自由に移動できる点はメリットです。
これは高野山ないだけの話ではなく、高野山の麓の橋本市なんかはすごい田舎の場所もあったりと、少し横道に逸れるだけで新たな景色に出会えます。
また大門のところをそのまままっすぐ行くと鶴姫公園という星空が見れると有名な場所に行けたりもします。
2つ目は車なので好きな時に行って帰ることができる点です。
バスだと時間が限られてくるので時間的には自由が効かないでしょう。
✔️デメリット
1、人が多い時期は運転が一苦労
2、結構揺さぶられて酔いやすい
1つ目に関しては実際に経験したことで、秋の紅葉の時期に行くと人が多すぎてどの車も運転するのは大変そうでした。
ですからついたら早く車を止めて歩かないといけないという感じです。
高野山では歩道が狭いところもあったりするので、人が少しはみでたりするからです。
2つ目も経験したことなのですが、星を見に行った時に父親の運転で後ろに乗ってたのですが、行きも帰りもとても酔いました。
本当にしんどくてもう正直車で高野山に行きたくないと思うほどです。
もちろん星の見えるところなので、高野山に行くよりは少し山道の時間が長いのですが、それを考慮したとしても、やはりクネクネで酔いやすいです。
ですから酔いやすい人は酔い止めが必須です。
・電車のメリットとデメリット
✔️メリット
1、運転とかしなくていいから楽
2、山の中の駅の景色が格別
3、電車旅は心が落ち着く
1つ目に関しては運転する人だけですが、電車の時は帰りは疲れてたら寝れるし、行きは橋本までは田舎の景色を、そこから極楽橋までは山の景色をゆっくり楽しめます。
2つ目は山の中にある駅が見れるという点です。
僕はこれが理由で電車を強くお勧めします。
少し僕が一番好きな駅の写真を紹介したいと思います。
(撮影:著者)
この駅は上古沢駅だったから紀伊細川駅だったかは忘れましたが、どちらにしろ橋本駅から極楽橋駅までの間の駅で、僕が一番感動した駅です。
ちょうど晴れてたこともあって、本当に綺麗です。電車だとこんな駅を見ることができます。
そして3つ目がこういう景色を見て心が落ち着くという点です。
ちなみに電車は橋本以降の駅で2回ほど数分止まるところがあるのですが、夏だと少し大きめの虫が入ってきたこともありました。
なんだかそれも含めて田舎もしくは山だなと心が和みます。
これはもう説明するまでもないでしょう。
✔️デメリット
デメリットは時間に縛られることです。
単純にバスが頻繁にくるかと言われるとそこまでで頻繁ではないですし、自由に好きなタイミングで動くことはできないでしょう。
・アクセスにおけるお得な方法+観光向けの情報
最後に少しだけお得な情報だったりを紹介したいと思います。
その後に観光向けの電車だったりもあるので、そういう紹介をしつつ少しだけ僕のお勧めの高野山の場所も紹介したいと思います。
・お得な方法
✔️お泊まりの方
宿泊される方には「高野山・世界遺産きっぷ」がおすすめです。(期間は2021年3月31日まで)
これは各駅から高野山駅までの往復の割引切符があり、
・各駅から高野山駅までの往復割引切符
・高野山内バス2日フリー乗車券
・拝観施設割引サービス券
・お土産1割引サービス券
電車の切符は本来難波からなら3720円かかるところが3080円になります。
そして電車で行く人はバスに乗るのは必須となるので、フリー乗車券はとても便利です。
そして後は各種割引もついてきます。
✔️日帰りの方
2020年の11月末までは1dayチケットというのがあったのですが、現在はそれはありません。
そのため日帰りの場合に利用できるのはバスのフリー乗車券を高野山駅で買うくらいです。
それでも乗るたびに払うよりはよっぽどいいでしょう。
・観光向け情報
まず最初にひとつ紹介しておくべきものがあります。
それは電車なのですが、「天空」というものです。
これは橋本駅から極楽橋駅までのうち学文路駅と九度山駅に停車して走ってるものなのですが、特急料金みたいなものが、通常料金プラスで520円かかり、かつ前日までの予約が必要です。
しかしどんなメリットがあるかというと、展望デッキがついていたり座席は全て外向きについていたり、4人がけの大きめの窓がついた座席などがあります。
そして天空の所要時間は35分で各駅停車とほとんど変わらないため、通常の電車よりも少しゆっくり進みます。
これらのことから天空は景色を楽しむのに特化したものであり、山の景色を楽しみたい場合はぜひ乗ってみてください。
前日までに予約がいるということは注意してください。
・まとめ(穴場スポットの紹介)
最後にまとめとして、高野山への行き方とは関係ないですが、ひとつお勧めの有名ではないですが、いい場所を紹介します。
それは女人堂から大門に行く山道です。道が見つけにくいですが、女人堂のある所の反対側の道路を見てみると上に登っていく細い山道があります。
崖があったりと少し危ないので気をつけないといけないのですが、大体所要時間は40〜50分くらいで、すごい山道みたいなところを歩きます。
しかし間の景色だったり、一番上にあるお堂とそこからの景色は本当に素晴らしいです。
(自分で撮影した画像)
山道はこんな感じで結構歩きにくいところもあるのですが、本当に山を歩いているので僕は楽しかったです。
そして上で見れる景色がこちらです。
(撮影:著者)
こういう景色が上の方では結構見えるので、とても気持ちいいです。
もっと写真を見てみたい方は別記事にまとめるので、ぜひそちらも参考にしてください。
では今回は終わります。
最後まで閲覧ありがとうございました。