
高野山でどこを観光すれば良いか分からない。

おすすめのコースは?日帰りの場合は?1泊する場合は?

有名じゃないけど良いところみたいな穴場はある?
今回はこういった悩みを解消します。情報量が多いので少し長くなりますが、ご了承ください。
✅内容は
1、日帰り向け厳選4つの観光スポット&ルート
2、宿泊向けの観光コース
3、穴場的スポット&おすすめの釜飯屋(昼食)
4、お得な方法とは?
です。
僕は高野山へは4回行ったことがあり、そのうち一回は宿坊に宿泊もしました。
想像の話だけでなくそういった経験をもとに話していくので、ぜひ参考にしてもらい良い観光にしてもらえればと思います。
目次
・日帰り向け厳選4つの観光スポット&コース
ではまず最初は日帰りの方向けのお勧めの観光コース&スポットを紹介していきます。
お勧めの流れはこちらです。
その1、大門
その2、壇上伽藍
その3、金剛峰寺
その4、奥の院
これだけでは分かりにくいと思うので、マップで紹介します。
マップ:http://www.koya.org/koyasan-map.html
車の方の場合は一番西にある大門にまず着くと思うので問題はないですが、電車の方はまず上の方にある駅からバスで左にある大門まで行きます。
そしてそこから右に歩いていく、もしくは再びバスに乗って壇上伽藍に行く、再び歩きかバスで金剛峰寺に行くという感じです。
金剛峰寺から奥の院は少し遠いので、バスもしくは車で移動するのをおすすめします。
昼食を食べる場合は大門と壇上伽藍の間にある「つくも」という釜飯屋を強くお勧めします。
こちらは後ほど紹介しますが、釜のまま炊き込みご飯が出てくる感じで、とても美味しいです。
そして奥の院を見終わったら後は時間が余っていれば駅に近づいていく方向で見たいところを寄ったり、歩いたりすれば良いでしょう。
ではこの4つの見所は一体どんなところなのかお話しします。
1、大門
(撮影者:著者)
大門は西の正門であり、高野山の入り口です。
その大きさはすごく、横にある金剛力士像もまた迫力があります。
なんでも東大寺南大門の金剛力士像に次ぐ大きさだそうです。
2、壇上伽藍
(撮影者:著者)
空海が高野山に真言宗を開創した際に真っ先に心血を注いで造ったとされるものです。
金剛峰寺の中心といえるものであり、信仰の中心でもありました。
金堂や根本大塔などの諸堂が並んであり、迫力もまた一入です。写真はちなみに根本大塔ですが、とても大きいです。
3、金剛峰寺
画像:http://www.koyasan.or.jp/kongobuji/
金剛峰寺の魅力は外観というよりは中身です。
金剛峰寺は一つのお寺を言うのではなく、主殿をはじめとした様々な建物がある境内のことを指します。
主殿は中に入ることができ、中には豊臣秀次が自刃した部屋をみることができたり、当時の炊事場や様々な襖絵をみることができます。
僕が一番感動したのは中国の都を港から見た景色で描かれた襖絵で、よくテレビで見るような高い壁に囲まれた中国の都の様子が描かれており、これは昔実際に見た様子を基に描かれたんだ、想像で作られたものではないんだと感動しました。
4、奥の院
画像:http://www.koyasan.or.jp/meguru/sights.html
壇上伽藍と並び信仰の中心です。空海が入定した場所です。(入定とは真言宗の言葉で空海に使う場合は永遠の瞑想に入っているという意味になります。)
一番おくの本殿までは結構な距離があり、様々な方のお墓があったりもします。例えば親鸞など。
そして樹齢何百年というような杉がたくさんそびえており、とても神聖な場所に感じ、実際にそこに足を踏み込むと空気が変わる感じがします。
・宿泊者向けの観光コース
一泊する場合のキーポイントとしては他の名所とは少し離れた場所にある奥の院に1日目と2日目のどちらに行くかです。
ですから両方のパターンを紹介しますが、正直泊まる場所でも結構変わってくるので、あくまで僕が一度宿泊した常喜院というところを基準に話していきます。
自分の泊まる場所によって柔軟に変えてもらえばと思います。
✔️1日目に奥の院に行く場合
1日目、女人堂→お勧めの穴場スポット→昼ご飯(釜飯や「つくも」)→壇上伽藍→金剛峰寺
2日目、奥の院→奥の院と金剛峰寺の間で見たいところ→徳川家霊台→帰宅
先ほどのパターンとすっかり逆にした感じです。
正直にいうと僕は1日目に奥の院に行く方が、余裕ができますしお勧めします。
では軽く女人堂と徳川家霊台についても説明します。
・女人堂とは
高野山には昔は7つ登り口があったのですが、女性禁制だった頃はその各登り口のところまでしか女性は行けませんでした。
そのうち現存する唯一のものが女人堂です。
・徳川家霊台
1643年に3代将軍徳川家光が建立したもので、二つ同じような建物が並んでいます。
右側が徳川家康の霊舎で、左側が2代目の徳川秀忠の霊舎となっています。
・穴場的スポット&おすすめの釜飯屋(昼食)
ここではこれまでにたびたび話に出てるおすすめの穴場スポットと、釜飯屋についてお話しします。
ではまず最初は穴場スポットからいきます。
・穴場スポット(弁天岳)
弁天岳は女人堂から大門へと行ける山道となっています。
しかしその山道は綺麗に整備されてるわけではないので、足を滑らせると本当に危険なので様子を見て足腰が悪い方はやめとくなどの自己判断をしましょう。
ちなみに山道の画像をいくつか撮ったので紹介します。
こちらの画像では右側がすぐに急勾配になっているので、落ちると危険です。
またこんな感じで気の根っこがめちゃめちゃにでいます。
しかしだからこそいかにも山道といった感じで僕はとても楽しかったですし、心が癒されました。
それに4〜50分くらいで抜けれるので、本当の山登りをするよりもよっぽど楽です。
これだけがおすすめする理由だけではなく、一番上にはお堂が建っており頑張った人しかお目にかかることができません。
それは御堂だけではなく、他の山を見下ろす景色もここでしか見れません。
こちらがその画像で、他の山よりも少し高いところに位置するため周りを見下ろすことができとても壮大です。
正直この山道も気分が落ち着くし、この景色も素晴らしいしで、おそらく高野山に行くときは絶対にこの山道を通るようにするでしょう。
僕も4回目で初めて知ったところですし、実際道が狭くてすれ違うの大変だなと思っていたのですが、誰一人とも出会うことはなかったので、いい穴場なのかなと思います。
・釜飯屋「つくも」
昼食でおすすめなのは「つくも」という釜飯屋さんです。
場所は大門から壇上伽藍の方に歩いていくと途中で左側にあります。
ご飯が釜のまま出てきて熱々でとてもおいしいです。
結構この釜のそこが深くて僕は食べきれませんでしたが、そこがまた丁寧なところで席の横にはラップが置いてあり、食べきれなかった分はおにぎりにして持って帰ることができます。
先ほど話した穴場スポットの山道を歩いて大門まで行った後にそのまま食べにいくと運動したこともあって格別おいしいのでぜひ行ってみてください。
ちなみに他のページではあまり紹介されていないですが、お昼時になると結構お客さんが並ぶので、早めか遅めどちらかにいく事をお勧めします。
釜飯ができるまで時間がかかるため、ただ並ぶだけでなく他の店よりも長い間待たないといけなくなります。
今回はこれで終わりたいと思います。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。