
長時間勉強できなくて不安だけど、大事なのは勉強時間じゃないよね?

友達が勉強時間自慢してくるけどそんなに大切?

だいたいの目安の勉強時間ってどれくらい?本当に10時間もしないといけないの?
今回はこう一体疑問や悩みを解消します。
✅内容は
・勉強時間はどれくらい重要か
・では勉強時間はどれくらい気にすべきか
・目安の勉強時間と量
・自分にあった勉強時間を見つける方法
です。
実際僕も受験期に勉強時間を意識して測ってみたことはありました。
しかしどうやっても10時間勉強することができないと気づき勉強時間を気にするのをやめました。
その経験をもとに今回は話していきたいと思います。
・勉強時間はどれくらい重要か
結論から言うと勉強時間を意識する前に気にすべきことが2つあります
それは計画通りに進めているかどうか、と、勉強効率です。
そう考えると勉強時間というのは優先順位の3番目に位置するので重要でないとは言いませんが、一番大切なわけではないと覚えておいてください。
実際僕が受験生だった頃は確かに夏休みに勉強時間を測ったりと意識したことはありました。
しかし1ヶ月くらいで飽きて、それ以降は一切自分が1日にどれくらいの時間勉強したとか気にしたことはありませんでした。
それ以上に大切なことがあるので。
ではその2つについて話していきます。
・[結論]時間よりも気にすべきことが2つある
先ほども言ったように時間より気にすべきことは、計画通りに進めているかと、勉強効率です。
最初に1番大切なことからいうと、計画通りに進めているかを気にしていれば勉強時間なんて一切気にしなくても大丈夫になります。
なぜかというと、受験までの長期的な計画から1ヶ月や1週間の短期的な計画に落とし込むことをしていると、1日にどれだけのタスクをこなせば計画が達成できるか分かるからです。
ですので僕の受験期は時間は一切見ずに、今日やらないといけないことはこれだなと分かっているので、それを機械的に朝からこなすだけです。
そしてタスクが1日の早い時間に終わったら、参考書をもう少し進めるとか計画を前倒しでできるようにするのです。
もちろん計画が正しくないと意味はないですが、それは模試とかで点数が伸びてるかどうかでその都度チェックして修正していけばいいのです。
2つ目の勉強効率はいくら勉強時間が長くとも、方向性を間違えていたり効率が明らかに悪いと意味がない、もしくは損をするからです。
例えば家で座って勉強する時に単語をするよりも、電車とか学校の空き時間のちょっとしかない時間で単語を勉強する方が効率は上です。
ですがそれを考えていないと家で座って長時間集中して勉強できる環境なのに、問題を解くなどの大切なことをせず、空き時間でもちょっとずつ進められる単語の勉強をしてしまうのです。
そんな風に勉強時間以上に効率は大切です。
逆に言えば効率の良い勉強をした上でさらに勉強時間が増えると最強だということができます。
・では勉強時間はどれくらい気にすべきか
ここまでで勉強時間はそれほど気にしなくても良いことが分かってもらえたと思いますが、だからと言って勉強時間が1時間ではどれだけ効率よくても合格はできません。
そう言ったことを考えるとどれくらい勉強時間を気にすれば良いのかという話に入っていきます。
結論から言うと最低これくらいは勉強するという最低基準、もしくはこの時間までは勉強をするというのを決めておくと良いです。
例えば1日のタスクが結構早く終わっても7時間は最低勉強するとかです。
あまり時間を気にしておらずどれくらい勉強したかわからない人は夜ご飯を食べるまでは出来るだけ勉強するとか決めておくと良いです。
最低基準というのを設けていると、思ったよりも勉強をしていないという危険を防ぐことができます。
でないともったより早く終わったから今日はもうゆっくりしようとかになると、確かに計画通りかもしれませんが、勉強量が少なくて合格できない可能性が高まります。
そういう時にうまく修正することが大切です。
例えば計画通りに毎日タスクをこなしてるけど、最低基準に到達せずに毎日すべてのタスクが終わってしまうなら、計画を見直してもう少しすることを増やすと良いです。
そうやってうまく勉強時間を組み合わせていくと、時間を気にすることのメリットだけを受け取ることができます。
ただしそれは計画を立てた上での話だということは忘れてはいけません。
・目安の勉強時間は?
ここまでで勉強時間の立ち位置というものは分かってもらえたと思いますが、やっぱり1日どれくらい勉強するのが正解なのか気になると思います。
ただ最初に言っておきますがいちばんのおすすめは時間ではなく日々のタスクで勉強を管理することです。
僕は本当に時間を考えずにタスクと習慣化した流れで毎日勉強してたのですが、それでもある程度最低時間は考えてました。
僕の場合それは5〜6時間でした 。ただこれは最低時間であって平均ではないことを覚えておいてください。
僕は最低時間だけは決めて、それ以上はタスクが完了してればしてもしなくてもどっちでもいいという感じでした。
大体の日は5〜6時間で1日のタスクが終わらないので7時間ぐらいしてましたが。
しかしやっぱり向き不向きが人にあるので勉強時間がもっと長くてもそれほど苦痛ではない人は10時間とかやるべきです。
やって損ということはないので。
ただそれが向いていない人もいるということも知っておいてください。
10時間いく前に集中力が切れてしまう人などです。
そういう人は無理に10時間しようとすると逆に早い時間から集中力が切れたり、10時間するために休憩をあまり取らずにやることで勉強の質が落ちたりしてしまいます。
自分にあったスタイルというのがベストでしょう。
・自分にあった勉強時間を見つける方法
最後に自分にあった勉強時間というのは自分の集中力が続く時間のことです。
まず日々の自分の勉強時間がどれくらいか分かっておく必要があります。
もしわからない人は1週間毎日どれくらいやってるか記録してください。この時、この時間はどれくらい集中できたとか休憩時間にそういう感想みたいなのをこまめに書いてください。
それが分かったら次の1週間は大体の自分の日々の勉強時間に1〜3時間プラスして勉強をしてみようとしてください。
もしかしたら達成できなかったりするかもしれないですが、一向に構いません。
この時も同じように各休憩時間にこまめに何時〜何時は集中力が高かった、という風にメモをしてください。
そうするとそれを1週間もすれば大体どの時間から集中力が切れてくるのかや、最初の1週間よりもあとの1週間の方が全体的に集中力が落ちてるなどの違いが見えてくると思います。
この時に大体自分のベストパフォーマンスを維持できてる時間かもしくはその-1時間を日々の最低勉強時間にするといいんじゃないでしょうか。
ただ最後に強く言っておきますが、出来るだけ勉強時間ではなく、1日のタスクで勉強を管理してください。
もしまだ余裕があるのにその日のタスクが終わってしまった場合はもう少し足していけばいいですし、そうやって管理する方がわかりやすいです。
あくまでもここで紹介した適正勉強時間の測り方も参考程度にしてください。