
模試はどこの予備校のものを受ければ良いの?

模試を自分の力にするために効果的な受け方は?

模試はいつから、そしてどれくらい受ければ良いのか?
今回はこう言った模試に関する悩みを徹底的に解説して解消できるようにします。
内容は
・大学受験でおすすめの模試の種類
・模試はいつから、どれくらい受けるべきか
・効果的な模試の受け方は?
です。
塾に通ってる人はそこの模試を強制的に受けないといけなかったりしますが、僕は言ってなかったためどこのを受ければ良いかとても迷いました。
その時の経験をもとに話していきたいと思うのでぜひ参考にしてください。
目次
・大学受験でおすすめの模試の種類
まず結論から言うとおすすめはマークや記述模試はベネッセ進研模試と河合模試で、各大学対策の模試は駿台と河合を受けることです。
基本的には河合模試が中心です。
理由としてはそれぞれの模試の難易度と受ける人の数をもとに考えました。
またベネッセの進研模試に関しては学校で強制的に受ける人が多いので書きましたが、もし学校でない場合は無理に受ける必要はありません。
なぜなら他の模試と比べて簡単すぎるからです。
本番のレベルになるのは夏から秋にかけて駿台とひっついて駿台ベネッセという名前の模試になった時です。
そうなったときはレベルが適切なので受けることをお勧めします。
では他のことについてそれぞれ解説していきます。
・[結論]河合模試を中心にそれ以外を追加で受ける
まずここでは4つの模試を比較します。
その4つは河合模試、ベネッセ進研模試、駿台模試、東進模試です。
そして難易度はどう違うかというと、ベネッセ進研模試<河合模試<東進模試<駿台模試です。
受験者数は、ベネッセ進研模試>河合模試>駿台模試>東進模試です。
ちなみにセンター試験の本番のレベルは河合模試です。
ですから基本的に記述にせよマーク模試にせよ河合は受けるようにします。
他のものに関しては僕の場合は学校で進研模試が強制だったのでそれを受けてました。
そして各大学の冠模試はだいたい河合と駿台であるのですが、志望校が1つに決まってる場合は両方受けるべきです。
難易度もそれぞれ違いますし、駿台の方は本気でその学校を受けようという人が受け、河合の方はその学校を受験しようか迷ってる人も受けるイメージです。
ですから2つの模試を受けることで判定の正確さを上げると良いでしょう。
本番の練習も1回よりも2回するほうがいいです。
結論を言うと外部模試では河合の模試は絶対に受け、それ以外は必要だと思った時だけ受ければいいです。
普通にしてれば河合以外は受ける必要はないと思います。
そして冠模試は河合と駿台の両方を受けましょう。
ただしこれはあくまで基本的な学生の場合の話です。
もしもっと上のレベルを目指したいなら難易度の高い模試を受けるというふうに、対応させましょう。
・他の選択肢
もし東大や京大を目指すような人で難しい模試を受けたい場合は河合ではなくて駿台の模試をひたすら受ければいいです。
じゃあ簡単なところを受ける人は進研模試だけでいいかと言えばそれは違って、やはり本番のレベルに近いのが河合なのでそこは河合を受けるべきかと。
そして東進に通っているため東進の模試だけですますのはダメなのかと言う疑問もあるでしょう。
しかし東進の模試は明らかにほとんど東進に通ってる人ばかりが受けており、サンプル数が少ないので問題を解くことに意味はありますが、判定はほとんど参考にならないのじゃないかと思います。
ですから上を目指す人だけは河合ではなく駿台を中心に受けると言う風に臨機応変に変えるといいでしょう。
・模試はいつから、どれくらい受けるべきか
ではこれらの模試をいつからどれくらい受ければいいのかという話になってくると思います。
基本的には夏休みから、河合マーク模試の日程通りに受けるという頻度が1番お勧めです。
そして記述模試は夏休みのものだけ受けるのをお勧めします。
なぜこれがいいのかというと、河合模試が良いという話はもうしましたが、一つの模試を全て受けることで前回との比較だったり、ドッキング判定という記述や冠模試と合わせた判定が出てくるからです。
そうすることでただ1回マーク模試だけを受けるよりもより正確な判定が出やすくなります。
また頻度的にも複数のところの模試を受けるよりも、1つに絞ったほうが1回の模試でダメだったところを修正してから再び模試を受けると言うふうに適切な間があります。
もちろん学校で強制的に別の模試を受けさせられる場合話は変わりますが、それなら尚更外部で複数の予備校の模試を受けることをお勧めしません。
ですので河合ではなくても良いですが、とにかく1つの予備校の模試に絞って、その予備校の予定通りの頻度で模試を受ければ良いと思います。
そして受けはじめは夏くらいからだと、ちょうど勉強も始まってくるあたりで模試を受ける意味が出てきます。
・効果的な模試の受け方
ここからは効力を最大化するにはどういう風に模試を受ければいいのかについて話していきます。
そもそも模試を受けることでどんな効果が得られるのかを知っていないと、それらの効果を得ることはできません。
ですから模試の効果については3つありますので、それを覚えていってもらえればそれだけで効果はすごく上がります。
それらを分かった上で模試を受ける前と受けた後に効果を高めるためにすべきことがあるのでそちらも参考にしてください。
1、志望校合格までの距離感
2、自分の苦手なところや、勉強が身を結んでいないところがわかる
3、本番の予行練習になる
まず1つ目は例えばマーク模試なら本番のボーダーラインまであと何点あげれば良いのかや、各大学の冠模試なら2次試験の勉強をあとどれくらい頑張れば良いのかなどです。
これがわかればここからどのように勉強していけば良いかの計画が立てやすいですし、事前に立てていた計画を正しい方向に修正することができます。
2つ目も同じで今勉強してるはずの分野が点をとれていなかったら今の勉強法が悪いとわかり、計画を修正することができます。
また苦手な分野を知ることで対策を立てられるようになります。
最後に本番では実際に家で過去問を解くのとは全然違う緊張感だったり、マークに時間がかかるとか、周りに他人がたくさんいる状況というのがあります。
確かに本番と模試では緊張感は全然違いますが、模試で何点を取らないと志望校を落とすとか、模試のお金を親に払ってもらわず自分で払うとか、何かできなかった時のペナルティをつけると高い緊張感を感じれます。
ですから本番で焦らないようにするための練習という効果もあります。
では次は模試前に効果を高めるためにすべきことです。
・模試前にすべきこと
模試前は2つのことをしておいてください。
1、勉強
2、自分の勉強してる場所してない場所の把握
1つ目の勉強に関しては言うまでもなく、勉強せずに模試を受けることに意味はないと言うことです。
そして大事なのは2つ目です。
これは例えば数学で三角関数は力を入れて勉強しているとか、逆に三次関数とかは全然勉強してないと言うのを把握しておくと言うことです。
他にも英語では文法は結構勉強してるが、長文はあんまり練習してないとか、国語なら現代文はしてるけど古文はしてない、みたいな感じです。
なぜこれが大事なのかと言うと、自分が勉強してない場所の点数が悪いのは当たり前で、逆に勉強してるのに点が取れてないところは修正が必要だと知るためです。
その場合は勉強法おを変えてみるとか、計画を少しいじる必要があります。
また自分がどこが苦手かを知るためでもあります。
あまり勉強してない状態で点数が取れていない場合はそこが苦手かどうかはわかりません。
勉強してるのに取れてない場所が苦手な場所なのです。
この2つのために必ず勉強してる場所とそうでない場所の把握は、なんとなくで良いので模試のまえにチェックして、ノートに書き込んでおくなりしておきましょう。
・模試の後にすべきこと
ここでもすべきことは2つあります。
1、同じ問題で間違わないように復習
2、模試の出来具合をもとに勉強計画の見直し
まず1つ目は耳が痛くなるほど先生から言われてると思うので詳しくは言いませんが、結局高校の勉強はできることを増やしていく作業です。
ですから1回間違えたところは次は間違わないようにしていくことの繰り返しだと覚えておいてください。
ですが復讐が大事なのは分かっているけどめんどくさいと言う気持ちは痛いほどわかります。
実際僕は復習が大嫌いだったのでサボったことも何回もありまが、間違えた問題だけは絶対にチェックしていたので、逆に全部復習する必要は無く間違えたところだけで良いので行ってください。
2つ目に関しては模試のまえにすべきこととも関わっていて、自分が勉強してたのに点数が取れなかったところは要注意です。
また逆に勉強してたところはある程度点が取れていたから、計画よりは早いけど次の分野の勉強に進むとかそう言うこともできます。
そうやって模試のまえにした分析と合わせて確認することで、しっかりと今必要な勉強ができるように計画を修正していってください。
これが模試で一番大切なことなので、正直判定は友達と競うとかそう言うモチベーションの維持のために使うぐらいでしょう。
これで模試を存分に活用できるのでぜひ実践してみてください。
最後まで閲覧ありがとうございました。