結局大学受験なんて運じゃないの?

今頑張ってるけど、自分より頑張ってない人の方が模試の成績が良いし、運なら頑張るだけ無駄だ
今回はこう言った疑問や悩みに対して話していこうと思います。
✅内容は
・大学受験に運要素はあるのか?
・運が悪かったと思った時にすべきこと
・運が悪かったと諦めていては勿体ない
です。
確かに勉強をしてるとなんであいつがA判定なんだとか、絶対運だろと思うようなことはありまし、実際に僕も経験したことはあります。
そういった経験をもとに考察していくので参考にしてもらえればと思います。
目次
・大学受験に運要素はあるのか?
結論から言うと大学受験において運要素は確かに存在します。
実際に明らかに頑張って人が落ちたのに、同じ大学を受けたその人よりは頑張ってるように見えなかった人が受かったなどの経験をした人もいでしょう。
ですがこの例で言うと僕は必ずしも運だとは思いません。
ですから大学受験では運要素が強いかといえばそこまで強くはないです。
理由は後ほどいいます。
では運要素はどれくらいの割合を占めているのか。
・[結論]1〜2割程度は運要素がある
やっぱり大学受験には1〜2割程は運要素があります。
どういう状況かと言うと、例えば数学で10個の分野があるとしてそのうち9個は完璧にしてた人と5個だけしか完璧じゃなかった人がいます。
しかし本番では前者の完璧じゃない1個が出て、後者の完璧な5個の中からしか出なかったと言う場合です。
この場合は運が悪かったということも肯けます。
もしくは本人でさえも合格できるなんて思っていなかったのにたまたま合格した場合などもそうでしょう。
ではなぜ1〜2割程度なのかと言うと、結局運が悪いと考えられる場面では見方を変えるだけで運ではないと言える場面も多々存在するからです。
また運が関わってくるこれらの例が起こる確率はそれほど高くないからです。
・8〜9割は運じゃない理由
では先ほどの例から考えてみましょう。
最初に紹介した例では確かに10中5つの分野しか完璧にしてなかった人比べると9個完璧にしてた人は運が悪いです。
しかしもし10とも完璧にしてる人がいたどうでしょうか。
その人からしたら彼が落ちたのはなんら運ではなくて、後1つ頑張らなかったのが悪いとなるでしょう。
もしくは、もし5個しか完璧にしてなかった人が実は傾向を分析した上で絞って勉強していたなら、それは運でも何でも無いです。
同じように頑張ってる人よりも頑張ってないように見えた人が合格した例では、もしかしたら自分が見てないところで頑張ってたのかもしれません。
もしくは、確かに勉強量は少なかったかもしれませんが、効率が圧倒的に良かったのかもしれません。
確かにこれらは可能性の話で、9個も完璧にしたのに残り1個が出たのは運が悪いだろと言う反応もあり得ます。
ですが運が悪いで片付けるのは簡単です。なぜならそれも1個の可能性の話だからです。
それならそれと同じように運以外の要素で考えることも簡単なのです。
同じく可能性の話だから。
そう考えると運が悪いというのも1つの考慮すべき可能性ですが、その可能性だけが著しく確率が高いなんてことはないのです。
これが僕が大学受験において運要素は1〜2割だと思う理由です。
・運が悪かったと思った時にすべきこと
確かに大学受験では運要素もありますが、運が悪かったと片付けるだけでは自分の力が伸びないのは事実です。
ですから客観的に見ても絶対に運だと思うことも、意地でも産んで片付けないようにしましょう。
そういう時にすべきことを3ステップで紹介します。
1、自分に一切の責任がないか考える
2、どうすれば運が悪かったことが起きないか考えてみる
3、2で思いついたことをできる範囲でする
ではそれぞれ解説していきます。
1、自分に一切の責任がないか考える
まず第1段階として自分に本当に責任はなかったのか考えてみましょう。
ここでもし一切の責任がなければどうすることもできないでしょう。
例えば大雪だとか台風、大雨などの天候が原因で公共交通機関が機能せずに模試に遅れた場合などです。
こういう場合は致し方ないという見方もできます。
2、どうすれば運が悪かったことが起きなかったか考える
運が悪かったことの中でも自分にできることはなかったのか考えてみましょう。
例えばマークミスをしてしまったなら時終わった後に見直しをするとか、自分の苦手なところばかり出てしまったのなら、苦手なところをしっかり勉強して減らすなどです。
もしくは天候のことでも前日にチェックしておいて電車が止まりそうなら、ほかの選択肢も考えておくとかです。
ここでは実際に自分にできなさそうなことでもとりあえずで良いので思いつくだけ考えてみましょう。
そうすることで最初から自分にはできないことだと諦めて視野を狭めてしまうよりも、本当に無理かどうか検討することができます。
3、2で思いついたことをできる範囲でする
この段階で自分には無理なこととできることを区別しましょう。
無理なことはどういうことかというと、苦手な分野を全て勉強しようとするとほかの科目が疎かになってしまう場合は、絞って勉強するという感じです。
そうやってほかのこととの兼ね合いや、時間のことを考えて判断しましょう。
そしてできることがあるなら、次同じような運の悪いことが起こっても対処ができたりとか、ほかの人が運が悪かったと言ってるような状況で、自分だけうまくいくこともあります。
そうやって一見仕方のないようなこともリスクを減らすことで運要素というのを極力省くことができます。
・運が悪かったと諦めていては勿体ない
これは大学受験に限らず全てにおいて言えることですが、運のせいにしていては一生発展することはありません。
ですから確かに大学受験において運要素というのは存在しますが、そこで自分を省みることで周りとの差をつけることができます。
ですから逆の捉え方をすれば運というのは嫌なものに感じますが、自分が上に上がるチャンスでもあるのです。
ミスだったり不出来だったことを運が悪かったで終わらせないというのが受験ではキーになってくるかと思います。
今回はそれを覚えておいてもらえればと思います。
最後まで閲覧ありがとうございました。