
リスニングの点数を上げるにはどんな勉強をすれば良い?

シャドーイングは知ってるけど、もっとリスニングの勉強を効率よく行うには?
こう言った疑問にお答えします。
✅内容は
1、リスニングの勉強を効率よく行う方法
2、オーソドックスで確実に力をつける勉強法
です。
まずはじめに大学受験の共通テストぐらいのレベルのリスニングならこれでも対策できるだろうと言うような効率的な勉強法を紹介します。
その後に一般的な確実に力がつくような勉強法を紹介します。
時間がない人は前者を、時間があるか2次でもリスニングがある人は後者の勉強法で確実に力をつけてください。
・リスニングの勉強を効率よく行う方法
まず最初は時間をかけずに他の長文などの英語の勉強と同時に行えるようなリスニングの勉強法を紹介します。
それは2つあります。
1、英単語の勉強を発音しながら覚える
2、長文を解いた後に数回音読する
ただこの2つでは少し足りないので、これをやった後に少しで良いのでシャドーイングをしましょう。
この2つをやらずにシャドーイング をやると少しで1次試験レベルに到達できるので、効率は上がります。
逆にこれらの土台づくりをせずにリスニングの勉強をしようと思うと、倍以上の時間が必要になると考えておいてください。
またこの2つの勉強に関しては、1つ目は単語の定着率が上がるし、2つ目も長文の読むスピードが上がるなどの、リスニング以外のメリットもあります。
そのためリスニングの勉強をするというよりも、単語と長文の勉強として行うと、リスニングのためだけに時間を確保するのはその後の少しのシャドーイングの時間だけで済むので、ぜひやるべきです。
ではそれぞれ解説していきます。
1、英単語の勉強を発音しながら覚える
英単語の勉強をする時に発音することで何が得られるのかというと、単語の発音が身につく点です。
リスニングでは発音できない単語は聞き取ることはできないと言って良いでしょう。
ですから発音しながら英単語を勉強することでリスニングの土台ができます。
ここで少しリスニングに詳しい人は単語の発音を知るだけでは、音の脱落などがあって聞き取れるようにはならないと思うでしょう。
しかしそういう音の脱落は単語の発音をわかってる上でできることです。
ですから単語の発音を蔑ろにしてはいけません。
2、長文を解いた後に数回音読する
これはまさに音の脱落などを身につけるとか、リスニングで聞いたことをアウトプットして身につけるスピードを上げる手法です。
ただシャドーイングするよりも、そこで学んだ発音の仕方を長文の音読を通してアウトプットする方が、力がつくのはわかると思います。
またしっかり意味を捉えながら音読することで、長文を読むスピードも上がります。
本来長文の音読は、リスニングではなく長文を読む力をつけるために行われるものなので、一石二鳥です。
ですからぜひ試してください。
・オーソドックスで確実に力をつける勉強法
そもそもどんな勉強法があるか想像もできない人もいると思うので、具体的にどのような勉強法があるか2ステップにして紹介しようと思います。
1、発音アクセントの学習
2、シャドーイングorデクテーション
+α、Mastering the American Accent
まず最初のステップとして基礎の単語の発音アクセントを学ばなければなりません。
それができてる人はシャードーイングかディクテーションをひたすら行っていくことになります。
そしてプラスαで書いたのはネイティブの人が正しい発音についてまとめた本で、リンキングなどの本場の発音やアクセントの練習ができます。
この本は余裕がある人は第2ステップで併用すると効果的です。
次はこれらのことについて詳しく説明していきます。
・発音アクセント
まず発音アクセントですが、これは基本中の基本で単語が発音できないと聞き取ることは決してできません。
日本語でも聞き取れるのに口で発音できない言葉はないと思います。
ただ単語帳で勉強してる人はだいたいは発音できると思います。
流石に発音を知らずに単語を覚えるというのはなかなか難しいので。
ですから発音に自信のない人は単語帳を発音しながら勉強しましょう。
それだけで基本的には大丈夫です。
ただ単語帳で発音するときにどうやって初めて見る単語の発音をするのかという疑問があると思います。
その解決策は発音記号について学習することです。
発音記号はネットで調べたら出てくると思うのでそれで勉強してもらえればいいですが、発音記号はそんなに正確に覚える必要はないです。
なぜならいろんな単語を覚えるうちになんとなくパターンがわかって発音できるようになってくるからです。
だからなんとなくはわかるぐらいに発音記号について勉強して下さい。
そうしてただ単語を発音しながら覚えることでリスニングの基礎は完成です。英単語の暗記のついでにできるのです。
・ディクテーション
ディクテーションは学校でもやったことがあるのかなと思います。
これは英語の文章を聞いてそれを紙に書き取るという勉強法です。
実際dectateという動詞は指示する、や、書き取らせるという意味があります。
どういった効果があるのかというと、聞いて書き取るときに書けないところが聞き取れていないところだということが分かります。
聞き取れていないところが分かると、そこを何度も聴きながら発音することで自分の聞き取れない音をなくしていくことができるのです。
例えば I ate an apple. という文があった時、単語の発音は知っているが単語の音のつながりを知らないと アイ エイト アン アップル と発音するのかと思います。
しかし実際は アイ エイタンナップル こんな感じで発音します。(カタカナで表すのは難しいのでちょっと違いますが許して下さい)
この時 I は書けますがそれ以降は書き取れないと思います。
なぜならこの音の繋がり方を知らないからです。
そこで書き取れないところが聞き取れていないところだと分かるので、音声を真似しつつスクリプトを見ながら発音することで、次この音の繋がりが出てきた時に聞き取れるようになるという感じです。
しかし僕はディクテーションはあまりお勧めしないですし、僕もほとんどやったことはありません。
なぜなら書き取るという作業がめんどくさいからです。
おすすめは次に紹介するシャドーイングです。
・シャドーイング
シャドーイングとは聞いてる音声の後ろについて自分も発音していくというものです。
音声を聞いてそれを声に出していくわけです。
効果についてはディクテーションと同じで自分が発音出来ないところが聞き取れていないところだと分かるのでそこを何度も音声を真似して発音することで聞き取れる音が増えていくといった感じです。
ここでなぜディクテーションではなくシャドーイングを勧めるのかというと、シャドーイングの方が紙やペンもいらず楽だというのと、声に出していくため発音も上達していくからです。
聞き取れる程度に発音はできるが、少し拙い発音の人は発音がある程度は上達します。
また真似をすることでどこでネイティブの人はどこで声を強めてるのかとかそういう発音以上のイントネーションが身につきます。
では具体的にやり方について話していきます。
1、音声を1〜2回聴いて下さい。
2、次にシャドーイングを1回して下さい。
3、口に出して言えなかったところを繰り返し何回も聞いて下さい
4、それでも聞き取れないところはスクリプトを見つつ音声を真似しながら何度も発音します
5、全体のスクリプトを見ながらもう一度通しで聞いて下さい
6、 後はスクリプトを見ずに何度もシャドーイングして下さい、通しで出来る様になるまでです。
ここの段階で口に出して言えないところが出てきたらその都度スクリプトを見て音声を真似しながら何度も発音します。
僕はだいたい20〜30回は同じ音声でシャドーイングをすると決めてました。
というかそれぐらいで通しでシャドーイングができるようになるような音声の難易度が教材には適しています。
僕はcore1900という単語帳についていたCDを使ってやっていました。
要するに何度もシャドーイングして聞き取れない、発音出来ないところを繰り返し音声を真似することで発音できるようにしていくのを繰り返すだけです。
そんなにここで紹介した方法に拘らずに気楽に頑張って下さい。
一番大事なことは続けることですので、気分が乗らない日は一日5分とかで構いません。
自分のやる気と相談して毎日頑張ってもらえたらと思います。
詳しくは[シャドーイングのやり方]これで外国人の話してることが理解できるようになります。をどうぞ。