
普通に文法を勉強してるだけでは実際にリアルな英語を話せる気がせず、外国人と話すのが不安

English Grammar in Useが良いと聞くがよく分からない

English Grammar in Useを勧められるまま買ったけどページ数も多いし英語だし、使い方がわからない
英会話を始めようとするときに、ネイティブの感覚がわからないという問題はいつかは必ずぶち当たります。
自分の英語で外国人と話しても相手は違和感を感じるんじゃないかなどです。
ですがEnglish Grammar in Useはネイティブによって書かれた本で、文法をどのようなイメージで捉えているかが書かれているので、その悩みを文法面では解決することができます。
しかしこの本は全て英語で書かれ且つ、ページ数もあるのでどう使えば良いか分からない人のために、今回は効率的な使い方を紹介したいと思います。
ぜひ実践して、ネイティブの感覚を身につけてください。
目次
・English Grammar in Useの効率的な使い方
では早速使い方から紹介したいと思います。
もしまだEnglish Grammar in Useが手元になくて買うか迷ってる方や、どの種類を買えば良いのか分からない方は、使い方を紹介した後にそれらについて解説してるので、そちらを先に見てください。
使い方は主に3ステップに分かれます。
1、読む
2、イメージする
3、文章を作るor問題を解く
3ステップとはこんな感じですが、3番はおすすめは自分で文章を作ってみることです。
それをやれば問題を解く必要はないと思います。
ですが、自分で文章を作るのがめんどくさい場合は問題を解いていってください。
詳しくはそれぞれのところで説明します。
1、読む
最初はやはり読むしかありません。
特に英語で書かれているため、もちろん簡単な英語ではありますが、ほとんど英語の勉強をしてこなかった場合は読むだけで疲れると思います。
ですからとりあえず読んで意味を理解していきましょう。
2、イメージする
この第2ステップはとても大事です。
これはどういうことかというと、1ページごとに読んだ後にそこで説明されていた文法がどういうイメージで使われているのかを考えるということです。
例えば現在完了なら、過去から矢印が伸びてきて現在まで続いてるイメージをして、そこからhave ~edは現在にも影響があるイメージをするのです。
こうすることで実際に英語を使うときに言葉として意味を考えずにそれぞれの文法を用いることができます。
また他の文法との違いにも敏感になることができます。
日本人は日本語訳で考えがちなので、過去形と現在完了形が出てきたときにそこまで違いを気にせず読むと思いますが、イメージがわかっていれば過去形は過去に起きた出来事で今とは関係ないが現在完了を使われたら今もなんだなと感じれます。
そうやってややこしい違いをすんなり且つ、英語の機微を理解することができます。
3、文章を作るor問題を解く
最後のステップは文章を作るか問題を解くかです。
問題を解くことに関してはそのまま解くだけなので説明することはありません。
文章を作るとはどういうことかというと、1ページ学習するごとにそこで得た文法知識を用いて英語の文章を作るということです。
簡単に行う方法としては、本の中に書かれている例文の一部を変えたりして文を作ると簡単です。
ポイントは自分が使いうる場面の文章を作ることです。
文法の本に載っている例文は、こんなの日常で使わないだろというような例文が多いです。
ですからそれを自分が日常で使いうるような文章に変えるのです。
そうすることで、文法を日常のリアルなイメージとして頭の中に入れ、いざそういう場面に出くわした時にそのイメージをもとに文法が出てくるということです。
これは第2ステップとの文法のイメージを覚えるというのとかぶってきますが、文法のコアのイメージが第2ステップで、これはより具体的な場面のイメージが頭に残ります。
この文章を作るという事をすることで、第2ステップのコアのイメージがより理解しやすく、また頭に残りやすくなります。
そしてさらに自分がちゃんとイメージを理解できているのかの確認にもなります。
文法を理解できていないと、文章をつくることはできないので。
これらのメリットは問題を解くだけでは惰性でやってしまったりもするので、必ずしも得ることはできません。(もちろん問題を解くことにもメリットはあります。)
ですから自分で文章を作るという事をお勧めします。
・English Grammar in Use おすすめの種類
この本にはアメリカ英語だったりイギリス英語だったり様々な種類があり、これから買うという人はどれにすれば良いのか分からないと思います。
簡単にいうとおすすめは青色のイギリス英語の中級の本です。
一番人気があり且つ定番です。
特に何か理由がない場合はこれ一択です。
そしてこの本が一体なんなのかまだよくわかっていない人のために説明すると、この本は英語のネイティブの方が英語学習者のために作った文法書です。
それも日本人向けに作ったとかそういうわけではないので、訳を意識するというよりはどういう使い方がされているのかとか、受験ではなくより実践的に使える英語を学習できるようになっています。
ですから英会話学習を始めようという方は必ず一冊購入しておくべきです。
また人気はどれくらいかというと、英語圏の小学校などでは実際に学校の教材として導入されているほどです。
日本では使ってるところは見たことないですが、海外では学校の教材として使われていると知るとより安心できるんじゃないでしょうか。
・英会話用or受験用や検定用?
先ほどもチラッと書きましたが、本来はこの本は英会話を学習する人が特に使うべきです。
ですので英会話学習をする方はこちらを使っていただいて一切問題はないでしょう。
では英会話以外の英検とかTOEICやはたまた大学受験ではこの本は使えるのでしょうか。
答えとしては大いに使えます。
実際僕は受験期の文法はこの本で学習しました。
こちらを使うことで何が良いかというと、文法のリアルなイメージがつくというのはわかってもらえたと思いますが、そのおかげで長文を読むスピードが格段に上がるのです。
なぜかというと、イメージが身についていない場合は、長文を読む時にいちいち日本語に直しながら読んだりとか、意味を考えながら読んでしまいます。
そうするとそのまま英語を見てイメージをする場合よりも1段階作業が多くなります。
ですから単純にいうと2倍の時間節約ができるのです。
僕の体験談をすると、周りの人でこの本を使ってる人は僕は見なかったですが、正直にいって周りの人によく英語時終わるの早いなと言われてました。
ちなみに僕が1人英語時終わるの早いなと思った人がいるのですが、その人は確かにこの本は使ってませんでしたが、代わりに1億人の英文法という文法書を3年になってから使い始めました。
するとそれを使い出してから急に英語が得意になったのです。
なぜかというとその文法書も日本語としてではなく、イメージで捉えるという事を目的として文法書だったからです。
これらのことから分かるようにEnglish Grammar in Useは英検とかTOEICでも使えるのでぜひ試してみてください。
・CDやアプリは使えるのか
最後に付属のCD音源やアプリは使えるのか話していきます。
結論から言うとCDは使えますが、アプリは正直使う必要はないです。
CD音源は携帯で音を流すことで発音と一緒に覚えることができます。
そうすると発音アクセントも文法の学習と一緒に使えます。
使い方としては単純に一通り学習したページの音源を聴いて且つ後についていく感じで発音すると良いでしょう。
ちょっとしたシャドーイングです。
そうすれば頭にも残りやすくなるので。
そしてアプリですが、一度だけダウンロードしてみたことがあるのですが、正直あまり必要ないかなといった感じです。
使い勝手も悪いですし、本の方が何倍も勉強しやすいです。
ですので特別な理由がない限りはお勧めしません。
では今回はこれぐらいで終わりたいと思います。
閲覧ありがとうございました。