はじめに
今回は日本史でおすすめの参考書など、大学受験で日本史を使う人が揃えておくべき教材を紹介します。
参考書に限らず、これさえあればセンターまでの日本史は十分というものを紹介するので参考にしてください。
・日本史でおすすめの参考書などの教材
とりあえず簡単に結論としては必要なものは5つあります。
- 資料集
- 参考書
- まとめノート
- 問題集
- 教科書
この5つです。
教科書に関してはいうまでもないので話はしないですが、それ以外のものについて話していきつつ、参考書とまとめノートと問題集はおすすめのものを紹介します。
では解説していきます。
1、資料集
まず資料集ですが、これは学校で買った人がほとんどだと思います。
なぜ資料集が必要なのかというと、やはり文字を見てるだけでは頭に残りにくいからです。
資料集だと特に昔の遺跡とか、後は文化などはしっかり絵として載っているので見ていて面白いですし、記憶しやすいです。
だいたいこのページにあの遺跡が載ってたなとかそういう風にページとして頭に残るようになります。
またそれだけでなく、各時代の幕府の将軍が順番にまとめて載っていたり、各時代の始まりのページに年表が載っていたりして、役に立ちます。
ですから日本史の勉強をするときは、資料集のページも教科書と並行して見ていくと、新たな発見があったりするのでおすすめです。
2、参考書
参考書とは書きましたが、必要ない人は意外といらなかったりします。
僕は最初は買いましたが、途中から学校の授業で2年生の頃から使っていたプリントが全部残っていて、そっちの方が便利だと思ってそっちを使ってました。
ですから学校でプリントなどを使って授業してる人は参考書はいらない気がします。
ですがそうでない人のためにおすすめの参考書を紹介します。
おすすめはずばり、「センターはこれだけ!金谷俊一郎の日本史B」です。
このシリーズは2冊で完結するのですが、これをおすすめする理由は二つあります。
一つ目は綺麗にまとめられている点です。
一連の出来事がまずは年表風にまとめられていてその後に詳しく話して、また次の年表があってという風に分かりやすい構造です。
そして二つ目が余計なことは覚えなくていいという点です。
これはセンターに特化したものなので教科書に載ってる全てを覚える必要はなく、必要のものだけ抜粋されており、覚える量が少なく、それでも点が取れるという超効率的にできています。
実際シリーズとして2冊ありますが、それぞれは結構薄くてこれぐらいならなんとかなりそうと感じると思います。
もちろんセンター以外でも日本史を使う人はこれだけではダメですが、流れが特に重視されているので、まず最初のとっかかりとしてこれを使うのは全然ありだと思います。
3、まとめノート
まとめノートも本屋などにいくといっぱいいろんなのが売っていて困ると思います。
また使うべきかどうかも迷うでしょう。
これは参考書の時と同じで、学校がプリントで授業をしている場合、それはよく纏まってる可能性があるので、その場合は必要ないかもしれません。
ですがプリントが見にくいとか、プリントがそもそもない人は買うと便利です。
おすすめのまとめノートは自分の学校で使ってる教科書の出版社が出してるものです。
僕の場合は山川だったのでこちらをお勧めします。
まとめノートの何がいいかというと、書きながら覚えられるというのと、テスト前にパッと見返したい時に見やすくまとめられているため、短時間で見直しやすい点です。
また自分でまとめノートを作るのは時間の無駄になる可能性が高いので、自分で作ろうと思ってる人は買うことを強く勧めます。
まとめるのは作業になってしまい、覚えれないし時間もかかるので。
4、問題集
問題集はセンターだけの人もそうでない人も必ず必要だと思います。
僕はセンターでしか使っていないので、センター向けの問題集でおすすめのものを紹介したいと思います。
おすすめは「日本史 ベストセレクション」です。
なぜこれがおすすめなのかというと、正直問題集は若干なんでもいい気がしますが、これは分野別に問題がまとめられているからです。
やはり最後は共通テストになったとはいえ、センターの過去問で仕上げるにしても、その間段階の時点ではおそらくあまりちゃんとは覚えれていないと思うので、分野別がおすすめです。
分野別にまとめられていれば他のでもいいですが、出来るだけセンターの過去問の問題が集められたものがいいかなと思います。
・参考書などの使い方、勉強の流れ
では必要なものが分かったところでそれらをどうやって活用していけばいいのかについて話していきます。
まず最初は参考書を使いつつ(参考書じゃない人はプリント)、まとめノートを埋めていきます。
1周目は細かい用語を覚えるというよりは、どういう流れで時代が推移していったのか感覚で掴む感じでいいです。
この時本来は教科書も見てほしいですが、もし余裕がない人は教科書まで見なくてもいいです。
ただし資料集は出来るだけ見ながら進めていってください。
そしてまとめノートを埋め終わったら、参考書とまとめノートを見て覚えるというのを何周もしてください。
今回紹介した参考書はセンターに必要最低限なことが載ってるものなので、参考書に書いてることは全部覚えるまでです。
まとめノートは結構詳しいことも書いてるので、参考書に書いてることだけでいいです。
また1周目以降は資料集は時間がある時だけでいいです。
そして8割ぐらいは覚えれたかなと思ったら、問題集に移ってください。
問題集ではおそらく知らないことがたくさん出てくると思います。
その時に教科書を調べて知らないことは片っ端から覚えていくるもりで頑張りましょう。
ただしノートにまとめたりするとめんどくさいので、おすすめは問題集の答えで知らないことが書いているところはマーカーを引くことです。
ただ1周目から引くと大量にマーカーが引かれて分かりにくくなるので、2周目から引いていきましょう。
そしてどこかに行くときは答えだけ持っていって、マーカーが引かれているところを覚えていくという感じです。
そういう風に進めていくと、どんどん自分の穴を埋められます。
またいつか日本史の勉強法に関しては詳しく記事にまとめたいと思いますが、今回はのメインは参考書紹介なのでこれぐらいにしておきます。
ですが決して手抜きなどではなく、今日紹介したことは日本史勉強の枠組みだと覚えておいてください。
では頑張ってください。
最後まで閲覧ありがとうございました。