
勉強計画を立てることってそんなに大切なの?

勉強の計画はどう立てれば効果的なの?ただ立てるだけじゃ意味ない?

勉強計画を立てる時はノートをどう使えばいい?
今回はこういった疑問を解消します。
内容は
・勉強計画は立ててますか?立てないのはNG
・効果的な立て方
・経験から導き出した失敗を防ぐポイント
・計画を立てる時のノートの使い方
です。
僕は高校3年生になって初めて計画を立てて勉強しましたが、計画を立てるだけで本当に違います。
その凄さを分かってもらうためにもぜひみていってください。
目次
・勉強計画は立ててますか?立てないのはNG
では早速ですが、みなさん計画を立てて勉強していますか?
ここでは計画を立てることがいかに大切か分かったもらいたいのですが、もし計画を立てずに勉強してる人は、この後に方法も紹介するので必ず参考にして立てるようにしてください。
まずは計画を立てることのメリットを紹介します。
1、常に目標を意識して勉強できるようになる
2、1日のやることに迷うことがなくなる
3、自分の勉強を反省することができるようになる
それぞれ解説していきます。
1、常に目標を意識して勉強できるようになる
まず計画がないと何を目指して勉強してるのか、またその目標までにどれくらい勉強すればいいかなどの全体像がなかなかわかりません。
その状態は前方が霧に包まれていて一寸先ぐらいしか見えないのと同じ状態です。
その状態では右の道と左の道どっちが目標により近づくのかわかりません。
ですからこの霧を晴らせればそれがわかるのと同じように、計画を立てることでゴールがより明確に見えてきます。
そしてそのゴールが見えているとより勉強に精が出ますし、後これくらい頑張ればいいんだと分かり、勉強が嫌でも頑張れるようになります。
2、1日のやることに迷うことがなくなる
受験生で毎日勉強してると今日は何をしようか迷うことがありませんか?
計画を立てて1日のタスクを割り振っていると毎日何をしようか迷う時間と労力を節約することができます。
意外と迷うのは頭を使いますし、勉強しようと思い立ってから迷ってる間にもうちょっと後でいいやとなってしまうことがあります。
それを防ぎつつ、毎日計画に沿って機械的に勉強することで、めんどくさいなどの感情が湧くことなく、勤しむことができます。
僕的にいちばんの効果はこれだと思うくらい、1日のタスクがあらかじめ分かっているととても楽なので、ぜひ意識してみてください。
3、自分の勉強を反省することができるようになる
よく模試や定期テストなどが終わると振り返ることが大切と言われますが、計画を立てていないと50%は意味がないです。
理由としては、確かにどの問題が解けなかったなどの復習はできますが、なぜこの点数を取れたのか、逆に取れなかったのか原因を突き止めるのが難しいからです。
計画を立てていると自分がどんな勉強をしてきたかがわかるので、この勉強法はダメだったのかが分かり易いです。
そしてこれからの計画をうまく修正することで点を取れるようにできます。
しかし計画を立てないと、そもそも修正をすることがないので、点数が取れてなくてもそこから点数を上に向けることがなかなか難しいです。
賢い人はノートなどに計画を立ててなくても、なんとなく頭の中で展望があり、それを修正することができるのです。
・効果的な立て方
ではどのようにして計画を立てていけばいいのかお話しします。
流れとともに各ステップで大切なポイントも紹介していきます。
ポイントを意識しながらその流れに沿うことでこの記事を読み終わる頃には計画が立て終わってることでしょう。
ただ読むだけでは意味がないので、今すぐに傍にノートとペンを用意してください。
1、目標を正確に掴む
2、全体像をなんとなく形作る
3、1ヶ月あたりの計画を作る
4、1週間あたりの計画を作る
5、1日あたりのタスクを求める
このステップはどれも大切ですが、強いていちばん大事なものを挙げるとすれば、2番ですので意識して読んでみてください。
ではそれぞれ解説していきます。
1、目標を正確に掴む
これはどういうことかというと、受験生の場合は自分が目指す大学に合格するために必要な点数を、それ以外の場合は自分が目指す状態を出来るだけ目に見える形であらわすということです。
例えばTOEICなら過去問で何点を取るとかなどです。
ここで大切なのは出来るだけ目に見える数字などで表すことです。
目に見えない形だとイメージしにくく、そこに対してどんな計画を立てればいいのかも分かりにくくなってしまうからです。
ですから大学受験などの場合は自分の目指す大学の合格最低点を調べ、それプラス数十点を目指すというふうにはっきりとした目標をまずは立てて、それをノートにメモしておきましょう。
2、全体像をなんとなく形作る
では目標を決めたら、次はその目標を達成するための計画の全体像を今度はなんとなくでいいので決めていきます。
なんとなくでいい理由としては、この計画を立てる時点ではどんな勉強をすれば効果的なのか、どれくらい勉強量がいるのかが全然わからないからです。
そこら辺は計画に沿って勉強しながら修正していくことでより良いものとしていくため、ここで拘って時間をかけても実際始めてみるとそううまくいかないため、時間の無駄です。
この全体像を作る方法としては、自分が目指す大学に合格した人がどんな勉強をして参考書を使ったかなどをネットで調べましょう。
もし自分の目指す大学のが見つからなければ、近い大学とかセンター試験で何割を取るためにどんな勉強をしたかなどを調べましょう。
それらを参考にしながらこの時期はこの科目のこの分野を勉強してなどはしっかり決めましょう。
例えば今5月だとすれば、英語は夏休みに入るまでに文法と単語は完璧にして、夏は英文解釈をやりまくる、それ以降は長文を解きつつセンターの過去問や二次の過去問を解く、みたいな感じです。
数学なら夏休みまでに青チャートを1周するみたいな感じ、もしくは青チャートの数1Aを3周するみたいな感じです。
こういう感じで、いついつまでにこれを極めてそれ以降はみたいな感じで、各科目だいたいの目安で何を勉強するか決めていきましょう。
3、1ヶ月あたりの計画を作る
全体像の計画がなんとなくできたら、そこから1ヶ月にどれくらい勉強したらいいのかなどを決めていきます。
この段階でどんな参考書を使うかなども決めていきます。
5月から夏休みまでに英語は文法と単語を完璧にするなら約2ヶ月あるため1ヶ月では文法と単語を半分ずつ完璧にすればいいわけです。
ただそれだと分かりにくいので、文法書と単語帳の全体を50%済ませればいいと考え、僕だったらだいたい両方の参考書を1ヶ月で2周する計画を立てます。
そういう感じで今自分が居る期間の分野における参考書は何を使うかを決め、その参考書をどれくらい1ヶ月で勉強するのかをここでは決めていきます。
4、1週間あたりの計画を作る
ここからは1ヶ月あたりで決めた量をだいたい4で割って1週間にどれくらいのページ数を勉強すればいいのかを決めていくだけです。
ここで大切になってくるのは、もし1週間にページ数を割り振ってみてこれはちょっと量が多いんじゃないかと思ったら減らすことです。
もしくは少し量が少ないんじゃないかと思うぐらいが適切だったりします。
ですから少しでも多いと感じたらそのままにすると絶対にうまくいかないのでうまく調整しましょう。
5、1日のタスクに割り振る
ここも簡単に1週間のページ数を7で割って、、、
と言いたいところですが、ここでワンポイントとして6で割りましょう。
なぜかというと、日曜日は基本的に1週間の勉強のうちでできなかったところを補う日にしたいからです。
だいたい1週間のうち数日は計画通りにできないことが多いため、この修正日を作ることでうまく計画を崩すことなく遂行できるようになるのです。
・経験から導き出した失敗を防ぐポイント
ここでは僕の経験から導き出した計画を立て、遂行する上で失敗しないようにするポイントを紹介します。
僕は計画を立てたはいいもののその通りにいかないことのほうが多かったため、そこから学んだことも多かったです。
ポイントは3つです。
1、修正時間もしくは日を必ず確保する
2、2週間に1回はこのままの勉強でいいか考える
3、1日のタスクには行う順番までつける
ではそれぞれ解説していきます。
1、修正時間もしくは日を確保する
これは先ほども話しましたが、絶対に計画通りに勉強できない時があるということを認識してください。
その上で1日の中で夜の1時間をその日できなかったタスクを行う時間にしたり、日曜日は1週間のうちにできなかったタスクをやる日にすることはとても重要です。
これをしないと1度計画通りにいかないことがあると、そこからどんどん崩れていき計画が意味をなさなくなってしまいます。
実際僕も計画通りにできないことなんてしょっちゅうありました。
英語の文法なんかはやる気が出ずに1日の目標のページ数に到達できずに終わることがよくあります。
ですがこの時間でうまく修正することができたのです。
ですから必ず確保するようにしましょう。
2、2週間に1回はこのままの勉強でいいか考える
これは現状に合わせてうまく計画を修正していく上で大切なことです。
例えば模試で悪い点をとったら今の勉強が間違ってることになるため、修正が必要になってきます。
僕の場合は模試がなくてもほぼ常によりよく点数を伸ばすにはどうすればいいか、通学の電車の中などで考えてました。
そうやって立てた時点では完璧でない計画も、進度に合わせてしっかり修正していくことが大切です。
具体例としては、英語の文法を完璧にするのに2ヶ月くらい時間をとったが、いざやってみると覚えてることも多く、1冊の参考書を完璧にする必要がないと分かった時です。
そういう時は2ヶ月を1ヶ月に短縮して、全体の計画を少し前倒しにするなどの修正ができます。
3、1日のタスクは行う順番まで考える
1日のタスクさえ割り振れればしっかり勉強できると、計画を立てた時点では考える人は多いです。
しかしいざやってみるとこれくらいいいやなどとサボってしまうことも多々あります。
ですからそうならないためにも1日のタスクに順番を割り振っていきましょう。
どういうことかというと、あまり厳しく縛りすぎるのが嫌な人は朝の間にはこれを終わらして、学校から帰ったらこれを終わらす程度でもいいです。
しかし僕のお勧めは、〜をした後にこれを終わらすというふうにすることです。
例えば、朝ごはんを食べおわったら英単語の1日のタスクを終わらす。
夜ご飯を食べ終わったら数学のタスクを終わらし、それが終わったら英文法も終わらす、みたいな感じです。
こうすることのメリットは何かの動きがトリガーとなるためサボりにくくなることです。
この例では朝ごはんと夜ご飯がトリガーとなっており、これを毎日続けていると決まったタイミングで決まった勉強をするのが習慣になり、サボる可能性は格段に下がります。
・計画は1度で完璧にするものではなく、徐々に仕上げるもの
最後にまとめとして伝えたいことは、計画を1度で完璧にできる人はおらず徐々に仕上げていくのが良いということです。
未来の自分の学力がわからない状態で最高の計画を立てることなんて不可能だということです。
ですから常にこのままの計画でいいのか考えることが大切なのです。
勉強に関しては頭を使うことをやめた時点で負けとなるため、常にこの勉強法は効率がいいのかなど頭を使ってください。
そうすれば必ずどこかでうまくハマるものが見つかります。
それまでしっかり頑張ってください。
最後まで閲覧ありがとうございました。